3月5日

 何もしたくない。

 何もしたくないと思っているときは本当に何もしたくない。生きるためのことも、楽しいことも何もしたくない。

 何もしたくないと思うのは大概何かやらなければいけないなと思うとき。特に嫌いなことを。


 文字数がきれいな数字だとどうしてもそこで終わらせたくなる。けれど毎日今日はここかなという目標を作ってしまうのでそこでやめることはできない。

 これもこだわり、よくないこと。どちらもこだわりで、けれど負けた方は弱いのでまだいい。勝った方はよくない。負けた方だって決して良くはないのだけれど。

 ずっと文字数に縛られている。それまでのものを破ったときにこれからはと言ったのは私。確かに私がそういうことをすることは多い。けれどこれの場合はそうではなかった。そうであった方がよかったのに。

 けれど多分一回忘れてしまったらしばらく更新はないだろう。さすがにこれの方が確率は高い。


 最近ゲームしかしていない。楽しんでいる。

 最近というほど長い期間ではないかもしれない。

 ゲームしかしていないように感じていることは事実なので結局私は何もできていないことに落ち込んでいる。けれど何かをしようかと考えるとき思い浮かぶものはやりたくなくて余計に落ち込む。


 字が書きたい。何か字を書きたい。自分の字は好きだ。綺麗ではないが読める字。

 改まって字を書くということがしたい。というか丁寧に字が書きたい。道具は何でもいい。

 ただこういう時に困るのは書く内容がないということだ。何かはなしを写していくのもいいがそれで何を写すかという案もない。


 何を聞きたいのか。それがいつだって叶うなら。


 痛いもの。痛くてもどうでもいい。どうなっても構わない。それならどうならなくても構わない。

 気になるところはいくつかあって。それらはきっと生きていれば変わるでしょう。生きていなかったならその限りではないが。けれど変わるとしてもどう変わるかは気にしないしわからない。


 公開できるものは少ない。それなのにどうしてこんなことをやっているのか。

 私の頭の中身は多くないのに。

 私の頭の中にあるものしか公開できない。書けない。知らないものは書けない。思いついていないものは書けない。

 書けないことは多分いっぱいあるけれどほとんどの書けないことは書けないことを知らない。


 読みたいものがある。何で読むか。

 自分にルールを課してしまったので、そのルールが面倒で読んでいないものがある。確かにそのルールは読み終わった後の遠い未来の私を救うかもしれない。けれど今の私が、過去の私が困る。いや、困るというのは適当ではない。ただ時間がかかることは面倒で、面倒に思うだけ。それは面倒というほどではないはずだけれど。


 変な時間に書き続けている。変な時間に書いた後はもう書かないことも多い。確かにあとから書こうにもほかのことをやっていて時間が無くなることが多いから仕方ないこと。


 爪は脆い。特に右手中指の爪は脆い。位置から考えて爪の生成がうまくいっていないのだろうと思っている。


 爪、長いね。

 伸ばしているんだ。

 どうして。

 役に立つかもしれないから。例えばあの漫画のあの時のとか、あのゲームのあの方法とか。

 あまりいい使い方ではないね。

 そうかもしれない。でも後者は憧れなんだ。だってあれも首だろう。

 どうして私がそう思うかもわからないでしょうね。

 そうかもしれない。僕にわかることは僕のことだけだ。僕の中にあるあなたのことならわかるかもしれないが。


 最初は漢字表記をそろえようと思っていた。けれどこれは私そのままだから、その時の私がどちらを選ぶ気分だったのかを残すにはそろえるわけにはいかない。

 まあ面倒ということもあるが。確認、修正。


 知らないということは違いがわからないということ。

 それについての知識がなければきっとそっくりだというと思う。少し知るようになってそれで違うのではないだろうかと思い、けれど深く知れば違うところは仕方のないところだということまで知りそれならそっくりなのだと気づく。いや、後半は合っているか知らない。けれど前半はそうだろうと思う。

 知識がないこと。興味がないこと。

 いろいろなことの区別があり、それらの区別はどうでもいいこと。

 必要のないこと。必要を感じないこと。


 どうして、どうして、どうして。

 何を聞きたいのかもわからない。

 ただどうしてという疑問だけがある。どこに向かうのか。何もないかもしれないところへ。

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