2月3日

 珍しくこんな時間になってから書き始める。とはいっても日記ということを考えるとこの時間でもちょっと早いかもしれないくらいだ。まあ書き始めが今までより遅いだけでいつもどんなに少なくても二回くらいは書いているので二回目を書くような時間よりは早い。


 そこに誰もいないならそれを観測できるものはいないでしょう。

 それを観測できたと言うならあなたは本当に存在するのでしょうか。

 あなたは本当にそこにいますか。


 なんとなくいろいろあって疲れたのだろう。

 けれど何かしたのか、何もしていない。

 結局それが主観だ。中学生のころから何も変わっていない。


 完全に寝不足なのだなということはわかるがそれ以外のことがわからない。

 今日は何を見ただろう。何を見たのかわからないのも寝不足による記憶力の低下と考えられる。

 寝ていない話をするためにこれを作ったわけではないのに定期的に寝不足の話が出てしまう。


 例えばお前を殺すと言葉が浮かんだ時、そのお前は本当に思い浮かんでいるのか。

 なんとなく台詞が思い浮かんだ時にその対象は思い浮かんでいなくてもおかしくないだろう。そこから書き始めることもある。


 なんとなくこれの保存のときに右上の保存ではなくCtrl+sを押してしまう。昨日からWordを使うことが多かったからだろう。今までそちらの保存はそこまで癖のように出るものではなかったのだが。


 小説以外の文章をこれも含めて書く機会が多いが、普段使っているメモアプリやツイッターよりも文字数が簡単にわかるため、いつの間にか増えてる文字数に対してまわりまわって小説書くときはこんなにぽんぽん書けないのにという自己評価の低下が発生してしまう。

 こちらは頭に浮かんだことをそのまま書いていくだけのものだから簡単に書いていけるのだろう。

 確かに小説でも頭の中で完成していれば簡単に書けるので同じことかもしれない。小説を書くときの一番多いパターンは考えながら書く、だから。その場で作っていく。ゴールも決まっていない。

 この間書いたやつは道筋が見えていたのでその道をなぞるときは簡単に書けた。まあ必要な文字数に届かせるために増やすことが大変だったので最終的に悲鳴をあげながら書いていたが。


 適当日記の想定していたものよりも虚構部分が弱いのが悲しい。私の想定に全然届いていない。もっといろいろなことを書きたい。けれど虚構にならないものも多い。

 いろいろなものを書きたい。もし私が読み返しても面白いなと思えるような。

 備忘録の部分もまだ多いと感じるから。

 事実を虚構のように、虚構を事実のように書きたいだけ。私はそういうものが好きだから。

 多分私が鬼を見たと書いたならそれは多分事実だ。多分そのうちそういうことを書くときが来るのだろうと思っている。むしろ来てほしいと。


 美術館に行きたい。博物館でもいいが、近所にある美術館の方が簡単に行ける気がする。最近行っていない。最後に行ったのがいつか思い出せない。何を見たのかはなんとなく思い出せるのに。黒油滴。

 今は絵が見たい。水墨画とかそのあたり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る