恋愛361号
ふつうに誰かに恋したかった。一目惚れで告白したり、友達がそれ以上になったり、こっぴどく振られたりしたかった。恋の甘酸っぱさを味わいたかった。
ふつうに誰かを愛したかった。愛する人と共に生きたり、甘くて純粋な言葉を紡いだり、明かりを消して裸で共に眠りたかった。永遠の愛を信じてみたかった。
ふつうに恋したかった。ふつうに愛しあいたかった。
恋愛361号。君を作ったのは、ただ恋と愛のためだ。
恋に生き、悩み、愛を見つけ、愛するために生きろ。
恋愛361号。こういう人生もあると、伝えてくれ。
恋愛361号よ。あの日の恋を、頼まれてくれ。
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