魔族の神も我が身はかわいい⁉︎/この続きを書いて下さい!!【エイルの挑戦状2】
この続きを書いて下さい!!【エイルの挑戦状2】
主催者:エイル 2022年6月26日 03:24 作成
前回、チートタンク職魔王を用意したのに9名も突破されました。
そこでエイルは、色々考えました。
そもそも魔王なので倒される運命だったのでは?
ならば勇者ならどうだ!!
参加条件はエイル書いた冒頭から続きを書いて魔族を救って下さい。冒頭部分の改変はしないで下さい。(魔族の神、のルビのみ変えてオッケーです)
この続きがどうなるのか、全く同じ冒頭から別れる個性的な続きとアイディアを楽しみにしております。
〜〜〜
異世界に転移して、魔族を助けたら魔王になった。
魔王とは魔族と呼ばれる人々から選挙で選ばれた、リーダーの呼称だ。
なぜ選ばれたのか?それはジェノサイド、つまり迫害を受けており、希望として選ばれたのだ。
魔族を迫害し、絶滅へ追い込む存在は人間である。そして最大の脅威は
支えて共に戦ってくれていた魔族の戦士達は勇者の情報と引き換えに皆殺しにされた。
もし負ければ魔族にもう戦える者はいないので女も子供も皆殺しにされるだろう。
魔族を守るために、希望を託して死んでいった者達のために、負けられない戦いが始まる。
だってチート勇者がやる気満々で目の前にいるのだから。
勇者の情報を今一度思い出そう。
職業 勇者 人間
状態 魔族を絶滅させる祝福
HP 10/10
MP 0/0
STR 9999京9999兆9999億9999万9999
VIT 1
AGI 9999兆9999億9999万9999
DEX 1
INT 1
スキル
脳筋勇者め、頭悪すぎて交渉すら出来ないじゃん!!それに主人公補正とそのオーバーキルな力は卑怯だぞ!!こうなればこちらも奥の手だ。助けて!!
そのとき祈りが通じたのか、暗黒の雲の切れ間から光が射し込み地上を照らす。
『我が名はさこゼロ。
「あ、俺?」
しかし光に照らされたのは、なんと勇者。
「ちょちょちょっと
『今回の我は登場人物ではないのでな、いくら神とて我が身はかわいい』
「そ、そんな〜」
ヤバイ、ヤバイぞ。いくら何でも、これは想定の範囲外だ。いい加減、泣くぞ。
『さて、勇者よ。憎き魔王を倒すために、我からも新たなスキルを授けよう』
「へー、話の判る神様だなぁ」
勇者が光の中で、楽しそうな笑顔を浮かべる。
「やっぱ勇者ってのは、色んな神様に祝福されるもんなんだな」
今なら隙だらけに見えるけど、例え不意打ちでも超スピードで躱されて、カウンター一閃で終わるんだろうな…
『ちなみに授けたスキルは、即時発動する方が良いか?』
「あーまあ、そりゃそうだろ?」
『了解した。それではスキルを授けよう』
徐々に増す射し込む光の中で、勇者の全身が眩い光を放つ。
ああ、オワタ。これでバッドエンド。いや、勇者が勝つんだからハッピーエンドか…
普通は異世界人が魔王に転生したら、勇者は現地人だろーが!!
『コンバート(※FF11赤魔道士)強制発動!』
訳も分からずにステータスを確認すると、
職業 勇者 人間
状態 魔族を絶滅させる祝福
HP 0/10
MP 0/0(※10/0)
STR 9999京9999兆9999億9999万9999
VIT 1
AGI 9999兆9999億9999万9999
DEX 1
INT 1
スキル
…………
HPがゼロになってるうううう!!!
『現在のHPとMPを入れ替えるスキルである。即時の発動を望んだので、求めに応じたのみ』
「え? そ、それじゃ…」
『
「さ…
こうして、最大の脅威は取り除かれた。
〜おしまい〜
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