　BS朝日で「迷宮グルメ　異郷の駅前食堂」って番組があります。ひろ〇さんが各国を鉄道で旅しながら、ふらっと降りた駅で食堂を探して、飯を食べるという企画です。現在はパンデミックのせいで国内ロケも放映してますが、元々は海外ロケのみでしたね。

この番組、好きなんです。食事場面も面白いですが、そこに至る前にひろ〇さんが知らない町を気の向くまま、特に裏道メインで散歩するんです。

そうすると、地元の子供が遊んでたり、洗濯物が干してあったり、はたまた廃墟があったり（廃墟は良く出てきますね。どの国も同じですね）、生活感丸出しの場面が多々、出てくる。これって、もし自分がその国に行ってもなかなかそこまで行けませんから、代行してくれる感があって見入ってしまいます。

番組は一応、ひろ〇さんがどんどん裏道に入り込んでる体になってますが、無論、現地語が話せるコーディネーターさんがたまに映りますので、その方がフォローしてるはずです。

もし自分が1人で旅したら、ランボーじゃあるまいし、知らぬ海外の路地裏の深くまでは入っていけません。それこそ、薬の取引とかしてる場所かもしれませんからね。地元の人や、ホテルの方が「あそこはいかない方が良い」って言った所には近寄れません。でも、ありきたりの観光地を見て回ってもつまらない。

ですので、その昔旅行した際は幹線道路からあまり外れないようにして、ほどほど散歩しました。

でもこの番組では、ひろ〇さんとスタッフは「そこまで行くかー」って所まで行きますからね。面白いです。

　グルメ＝食レポの方は、食堂探しと食事風景が面白いですね。食堂は「地元の食事を出してくれる」店を目指して探してらっしゃいます。

　案外、無いんですね。まあ、これは日本も同じですが。ファストフード店や、ファミレス、中華料理店などは多いけど、純粋な和食の店に至るのは今はそう簡単じゃないですよね。ひろ〇さんもそういう状況に多々、会ってました。で、やっと探したお店で飯を食べるんですが、ひろ〇さんが食いながら全然、旨そうな顔をしないんですね。逆にまずそうな顔して飲み込んだ後で「旨い」って言う。

『どっちなんだよ！』って、心のツッコミが入る所です。これ、いつもですから。

「駅前食堂」というより、多少、「異世界食堂」感がありますね。まず、その食堂内に他の日本人はいませんから。

そうそう、それとひろ〇さんが日本語でむりやり現地の人とコミュニケーションを取りに行くのも、面白いです。

機会があったら試しに見てください。

（あ、毎度ですが、私は決してこの番組の関係者ではありません、、）