04 テレビ
私を見つめる者が、いろんな表情を向けてくる。怒りだったり、笑顔だったり、何かと色んな表情を向けている。どんなものを映し出しても、同じ顔を見ることはない。
私に光がおびる時だけ、私に関心を持ってくれる。いつも、赤いランプだけを照らす時間が長くなっているときは辛い。もっと、私を見てほしい。
満足させる自信はあるんだけど、それは伝わらないようだね。少しでもながく、緑を照らして、画面いっぱいに映像を映し出していたものだ。
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