私について

 1話ではバイトから帰ってきてお酒を飲みながらこれを書いている、ということしか説明していなかったので、最初に私のことをもう少し詳しく説明します。


 まず、私は21歳の女です。

 大学名は伏せますが、もとは現役でそこそこ名の知れている大学に行きました。

 ですが1ヵ月で行けなくなって、やめました。

 そして今は通信制の大学に通う1年生です。


 紹介文と前回の話とで、もうお分かりの人も多いかと思いますが、私はこころの病気を持っていて、精神科に月に2回通っています。ざっとその病気について説明をすると、

 中学2年生の時に過換気症候群になりました。

 高校を卒業してすぐに気分変調症と診断されました。

 その後のカウンセリングで複雑性PTSDではないかと言われました。その話を精神科の先生にお話しし、PTSDのチェックシートのようなものをしました。20点以上でPTSDの傾向ありとのことで結果は64点でした。


 病気についてはネットで調べてもらったほうが確実な情報が得られると思いますが、私なりに簡単に説明をします。


 まず、過換気症候群ですが、思春期に起こりやすい過呼吸、みたいな感じです。

 初めてなったのは中学2年生の水泳の授業中でした。

 苦しくて、なんだか体が痺れて、その日は早退してそのまま病院に行き、そこで診断されました。

 運動したときはもちろん、緊張したときなどに起きました。

 もしまた苦しくなったらどうしよう……という予期不安も怖かったです。


 次は気分変調症です。

 これはわかりやすく例えるならば、うつ病よりも症状が軽くて期間が長い病気です。

 症状が軽い、ということを詳しく例えるのは難しいのですが、期間は、うつ病の診断は症状が2週間以上のところ、気分変調症は2年以上とかなり長いです。

 わかりやすいようにと、うつ病を例に挙げましたが、うつ病はうつ病、気分変調症は気分変調症でそれぞれの辛さがあると思います。

 なので一概に、症状が重いうつ病のほうが辛そうとか、期間が長い気分変調症のほうが辛そうとか、比べることはできないということだけは理解していただけたらと思います。


 最後にPTSDですが、これは「トラウマ」「フラッシュバック」というのが一番わかりやすいと思います。

 PTSDにも単純性PTSDと複雑性PTSDがあります。

 単純性PTSDは暴力、事故など、その一度の事件、事故から由来するものです。

 複雑性PTSDは幼少期からの虐待など、慢性的に由来するものです。

 それぞれの由来が違うのはもちろんのこと、症状も違ってきます。

 私が病院で言われたのは複雑性PTSDのほうで、自分なりに両方とも調べてみると、確かにそっちのほうが当てはまっていると感じました。


 もうここでタイトル回収しても大丈夫ですかね。


 私は小学4年生で自分の家がおかしいと気づいたが、今まで解決できずに11年間、苦しみながら生きてきました。

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