思ったこと
陰角八尋
少数と分数の掛け算
解けなかった。正しくは解き方を忘れていて、すぐには解けなかった。
少数と分数の掛け算は小学校でやる問題なのに。
算数や数学が嫌いでやらなかったが、小学校の問題が解けなくなっていると分かってめちゃくちゃ恥ずかしかった。別にすぐ解けなかったことを誰かに馬鹿にされたわけではない。ただ、ここまでとは思っていなかったので結構ショックだったのだ。
分数と小数の掛け算は計算方法を見たうえで再挑戦したが、また引っかかる点があった。
分母同士って掛けたっけ?
いや、少数を分数にして分母を合わせるところまではできた。ただ、そこで「そういえば」と止まってしまったのである。ただ、やってみれば分かることなのでまずは分母を掛けずにやってみた。結果は不正解。正解は分母も掛けるだった。
結構忘れてるななんて思っていたが、本当に忘れてばっかりで。ここまで酷いとは思わなかった。
それでも、やっぱり解けたときは嬉しいと感じた。思い返してみると、問題が解けて嬉しいなんてのは学生時代ぜんぜんなかったかもしれない。正解した嬉しさよりも、間違えたことの苛立ちが大きかったからだ。
あと、算数や数学の教科書にある問題は答えが書いてなかった気がする。いや、ページの後ろに答えや解き方が載ってたかなという気はするが、それでもどう解けばいいかも分からず、「じゃあもういい」と不貞腐れて見ないようにしていた。
そもそも、勉強で躓いたところからやり直さなかったのが不味かったと、今になって思う。
あの時周りの大人達から「やらないと後悔する」なんて言われていたけど、それは正しかったというのが分かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます