　おれの大事なデッキが破られた。

　ビリビリのバラバラ。

　辺りを見渡すと他のデュエリストたちは笑っている。

　ここはバトルシティの会場のようだ。

　馬鹿にしやがって馬鹿にしやがって馬鹿にしやがって。

　許すまじ許すまじ許すまじ。

　自分の胸にどす黒いものが生まれる。

　ゆだねてしまえば人くらい簡単にひねりつぶせそうな気がする。

　目が覚めたのでここまで。

　胸が、熱い。

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