TYT-034 風に乗りて歩むもの
【管理番号】
TYT-034
【妖異通称】
風に乗りて歩むもの/イタカ
【危険等級:神柱級】
貴方にできることは何もありません。
【対応状況】
常時警戒中。
【映像情報】
イタカの姿を精神影響を取り除いて再現したもの。
【広域情報】
極北地域で目撃されています。
【関連事件】
[非公開]
[[機密制限:甲級]]
《■■街ガス管爆発事故》
ガス管の破損により漏れ出したガスによる爆発で■■街道路の約9割が陥没しました。この事故記録は、イタカ撃退戦に対するカバーストーリーです。
記録映像1: ■■街区にイタカが顕現し始めた瞬間を捉えた映像
https://kakuyomu.jp/users/teikokuyouitaisakukyoku/news/16818093073161400787
[[制限終了]]
【詳細】
イタカは極北地域の先住民によって「風に乗りて歩むもの」「ウェンディゴ」「トーテムに印とてなき神」「歩む死」と様々な呼称で伝えられています。
多くの伝承に見られる共通点として、イタカと出会った者は連れ去られて、暗い星々の世界を巡り、神々の知識を得るというものです。ただし大抵の者はその途中で死亡し、運よく人間の世界に戻された者も、長らく異界に身を曝したために身体が変貌し精神が破壊され、長らえても数か月で命を落としてしまうと伝えられています。
[[機密制限:甲級]]
■■■■年 ミスカトニック大学のビッグ・ウッド調査隊がイタカと遭遇した記録が残されています。このとき攫われたB・■■■■■は二か月後に■■■山中にて遺体が発見されました。遺体は高い空中から地面に叩きつけられたような破損状態であり、また世界中のどの知識体系にも属さない文字や情景が描かれた銘鈑と文化人類学的に異質で非常に奇妙な護符と思われる石像を身に着けていました。
[[制限終了]]
【対応】
帝国妖異対策局では1度イタカの撃退に成功しています。しかし神話級妖異は討伐が現状不可能であるため、主に召喚を目論む人物や組織に対する警戒を続けています。
[[機密制限:甲級]]
イタカ撃退戦は“風に乗りて歩むもの”の召喚を阻止するための共同作戦です。その第一次作戦は失敗し、妖異が■■街に顕現を始めました。急遽に作戦が変更され、帝国妖異対策局局長の炎龍召喚によるイタカ撃退戦第二次作戦へと移行しました。
記録映像2:
https://kakuyomu.jp/users/teikokuyouitaisakukyoku/news/16818093073161457592
[[制限終了]]
【懸賞金】
イタカに関する情報については国際連合から報奨金が出る場合があります。
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