TYT-012 ギャラップ
【管理番号】
TYT-012
【妖異通称】
ギャラップ-ゴースト
【危険等級:丙級】
遭遇した場合は対象に気付かれないよう最大限の注意を払いつつ退避してください。物品や事象の場合、直ちにその場から離れます。非常に危険な対象です。もし貴方の存在が相手に認識された場合、生命に関わる危機的状況に陥っていると考えるべきです。
【対応状況】
現在捜索中。目撃した場合は帝国妖異対策局までご連絡ください。
【映像情報】
https://kakuyomu.jp/users/teikokuyouitaisakukyoku/news/16818023213178146062
ギャラップとの戦闘時に撮影されたもの。
【関連事件】
UNKEI西原工場ギャラップ盗難事件
令和3年2月にUNKEIが開発中の自律型重機ギャラップが4機盗まれました。現在、目撃されているゴーストはこのギャラップを改造したものであると推測されています。
米軍基地襲撃事件
令和3年5月、キャンプ■■にて行われていた帝米合同訓練中にギャラップ-ゴーストが出現。AH-1W 1機、軽装甲車5台を大破させ、その後逃走しています。
【確認地域】
現在のところ帝国内での活動に限られており、海外における目撃情報はありません。
【詳細】
ギャラップ-ゴーストは、元々UNKEI社によって開発された自律型重機の一つです。TYT-012は、その開発段階から軍事転用の可能性について懸念が示されておりました。ギャラップが持つ先進的な技術や機能が、戦場での利用価値が極めて高いと見られていたためです。特に、四脚歩行型の設計には革新的な技術が盛り込まれており、不整地での高い機動性と安定性を異次元レベルまで高めたと言われています。
しかし、令和3年2月に起こったUNKEI西原工場からの盗難事件により、開発中だったギャラップ4機が姿を消しました。これらの機体は後に「ギャラップ-ゴースト」として、様々な犯罪やテロ行為に使用されることとなります。これらのギャラップには盗難後に複数の改造が施されていると考えられています。映像解析から、帝国及び米国では採用されていない未知の武装の搭載や、ステルス機能の強化などが確認されました。これらの改造により、ギャラップ-ゴーストは一層の脅威となり、その捕獲や無力化は極めて困難な状況にあります。
ギャラップ-ゴーストの危険性は、令和3年5月に米軍基地を襲撃した事件でも明らかとなりました。本事件で、ギャラップ-ゴーストがAH-1Wヘリコプター1機と軽装甲車5台を大破させるなど、その戦闘能力の高さを世に示しました。この攻撃は、帝国と米国の合同訓練中に行われ、国際的な問題となっています。
【対応】
帝国妖異対策局ではギャラップ-ゴーストと開発者(※改造を施した者)を確保に一度成功しています。しかし警視庁から防衛省の研究施設への移送中に、別のゴーストによる襲撃を受けこれを取り逃がしています。この時、ゴーストを追跡したTN80K-Hachiが戦闘によって、その機能を停止させることに成功しました。しかし、その直後に出現した赤色のゴーストによって、停止した実体が爆破されています。
【懸賞金】
有用な目撃情報については帝国防衛省により報奨金が支払われます。
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