裏話No.7:ダリアの窮地の元凶は

 


 また新たなキャラクターが出てきましたね。

 そう、ダリアです。



 彼女はエドガーの婚約者です。


 出てきて早々、彼女は早速エドガーの見栄の被害者になっていました。


 ちょっと同情しますが、彼女はある程度自分で選んだ結果エドガーの隣に居る事を選んだ子ですので、是非とも頑張ってほしいですね。



 ちなみに……。

 エドガーとの婚約に至るまでには、実は結構細かくストーリーを作っています。


 そこには実はエドガーの母・レレナも少し関わってきたりするのですが、その詳細については『また改めてエピソード化し、皆様にお届け出来ればいいな』なんて思っています。




 そして、お次は今回のセシリアとの舌論について。


 彼女は本来、クレアリンゼやレレナには劣りますがそれなりに高い社交力を持っている子です。


 それが相手は『オルトガン伯爵家の血筋持ち』だと言っても、今回10歳の子供に決定的では無いにしても終始話の主導権を握られる結果となってしまった敗因は、事前に得ていた情報量の違いです。



 エドガーへの灸据えの為に、事前準備をしていたセシリア。


 対して社交界デビューまで全くと言って良い程情報が無かったセシリアに相対しなければならなかったダリア。


 どちらが有利に立ちやすいかというのは誰が見ても明らかでしょう。



 事前準備の上に、失敗をしなかったセシリアに今回は軍配が上がる形となり、今回はセシリアの思った通りに事が運びました。


 その成果については、読者の皆様には想像できるとは思いますが数話先で少し語られることになります。



 彼女は16歳、対するセシリアは10歳。


 6歳程歳は離れていますが、クレアリンゼに対してレレナが拮抗するようにこの先2人はそれなりに関わっていく事になります。



 この先ダリアが小物ではなくセシリアにとって大物の好敵手に成れる様に、どうか皆様見守っていただけると幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る