裏話No.3:貴方ならば、どうするか

 


 今回は、ゼルゼンの後悔パートでしたね。

 どうでしたか?

 ゼルゼン、真面目な子ですよね。



 さて。

 自分の能力に対して満足していない様子のゼルゼン。


 しかしこの子、本来はこんなにストイックな性格ではありませんでした。



 マルクが教育係になると決まったのが、一部と二部の間。


 本来は「私がそう決めたんだよ!」と言いたい所なのですが……。

 なんかマルクが勝手に教育係を立候補してきたんですよね。(笑)

 

 その辺の理由やマルクの言い分は、外伝という形でいずれ皆さんにお送りできれば良いなぁと思っています。



 そんなこんなでマルクに教育されたゼルゼンは、今完璧主義者に近い何かに成ろうとしています。


 ……いやいや、元々世話焼きな子ですし、「自分に出来る限り最大限の事をセシリアにしてやりたい」という気持ちを持っている子ではありました。

 だから素質はあったんだと思うんです。


 それが、マルクの英才教育によって形になったという。


 でもまぁその結果、正式な使用人デビューの時期も早まって今に至っています。

 だから結果オーライです。



 と、いうわけで。

 ゼルゼンには、これからも色々とセシリアのフォローに奔走してもらう事になるでしょう。


 時には振り回され、世話を焼き、たまに『お兄ちゃん』になるゼルゼンを、今後もどうか温かな目で見守ってあげてください。

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