合同授業の戦利品?
合同授業が終わり家に帰って来た。
私の目の前には卵がある。
卵の大きさは人間の赤ちゃんより少し大きいくらいだ。
そう、合同授業の時に助けた卵の一つである。
「もらって良かったのかな?」
ローズくん達がリンリン草を持って戻って来て、男達をモンスターに運んでもらい学園に帰ったら、モンスターが私達の助けた卵4つを私達に渡して去って行った。
先生達はリンリン草と男達のしまつは受け取ってくれたけど、卵はみんなと相談してそれぞれが引き取りなさいって言った。
なので、一つは私の所に、一番大きい卵はそれを助けたマナカくんの所に、コンくんが残り二つを引き取ってくれた。
「コンくんが何もしなくても勝手に生まれるって言ってたから、生まれたらどう世話をするかを生まれそうになったら相談しよう」
生まれる前は光るので直ぐ分かる。
なので、その時にコンくんに相談しようと思った。
「あ、そうだ。今日、足の怪我治してくれたレイガくんとカンナさんにお礼をあげよう」
学園には帰って来た時に怪我をした人を治療する為に治癒科の生徒達が待機しているので、私が足に怪我をしたと言うと治癒科の子が治してくれたのだ。
その治癒科の子がカンナさんだった。
カンナさんは走って私達の所に来てくれて、私が怪我をしたと聞くと心配そうにして直ぐに治癒魔法をかけてくれたのだ。
『足に怪我を!大丈夫ですか?痛かったでしょうに。直ぐに治癒魔法をかけますので足を見せて下さい』
『少し痛いけど大丈夫だよ。カンナさんみたいに綺麗で優しい人に治癒魔法をかけてもらえるなんてそれだけで嬉しいしね』
『そ、そんな、、、。直ぐに治しますね』
顔を赤くしていたけど、そんなに急いで走って来てくれた事に少し嬉しく思った。
「けど、何がいいかな?う~ん。あ、そうだ!確かゲームだとカンナさんはあれが好きだったはずだからそれにしよう。レイガくんは、、、、!よし、頑張ってみるか」
私はカンナさんとレイガくんのお礼を用意する事にした。
(少し手間はかかるけど、お礼だから心を込めて作らないとな。あ、コンくんにも卵のというか、モンスターの事を教えてもらうお礼に何か用意しよう)
お礼の品も出来たので今日はもう眠る事にした。
今日も色々あったので体が少し疲れてるみたいだ。
(明日は学園に行って直ぐにコンくんにお礼の品を渡してその後、治癒科に行ってカンナさんに渡したあと、レイガくんを探してランジェさんにお願いしてお礼の品をレイガくんに渡してもらおう)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます