第17話 ドワーフダンジョン

ロコは18歳。(ドワーフは、12歳で成長が止まる。吹雪ドワーフも12歳の吹雪の姿。男は髭が生え、横に成長する)


小さな女の子が、ハルバート(槍に斧がついたもの)やミョルニルハンマーをふりまわすのには驚愕させられる。


ドワーフの里は マナマシーンが 地下空洞に溜まり、圧縮されてダンジョンコア(人工頭脳)になったマナマシーンコアが作ったダンジョンのBF2にドワーフが移住してきたものだ。


元々住んでいた鉱山からコボルトを連れて来てダミーの洞穴を掘らせている。


最初の穴は、たまたま鉱脈と当たったのだ。


そこに コボルトの集落を形成させてダンジョンのダミーにしている。


ドワーフのダンジョンは、マナマシーンコアが 異世界と繋げている。


ドワーフたちは、ダンジョンの監視と探索をしているのだ。


ドワーフダンジョンは、ジュラ期の世界、恐竜の世界が広がっているのだ。


リザードマンは、恐竜の遺伝子に人を加えたもの。リザードマンの巫女は、ここから恐竜を召喚できる。日本に恐竜がたくさんいるのは、そのせいである。


ドワーフダンジョンには、マナマシーンが溢れていないので、スキルが使えない。武器はドワーフの怪力と銃や槍などで、探索するのだ。




ドワーフダンジョンに 入ってすぐ前で トリケラトプスが 大きなシダを食んでいる。


今日の獲物は、ブラキオサウルスだ。


気づかれないように、下の湖を目指す。


スキルが 使えないので最初の獲物には荷が勝ちすぎるのだ。


自分たちに同行しているドワーフは31人。リーダーはロコだ。


ブラキオサウルスが居る。やたら大きい。長い首で、一心不乱に巨大シダを歯んでいる。


恐竜は、爬虫類と鳥類の間の生物だ。体温があるので、ものすごく食べる。


太古の二酸化炭素が多く、高温で植物が大きく、早く育つ環境なので、たくさん食料があるのだ。


自分達に気づかず食べている、ブラキオサウルスに、ドワーフが群がり、あっという間に、解体してしまった。


早くしないと、肉食恐竜が血の匂いでやってくる。


解体した大きな肉をドワーフたちが 担いで里に帰る。


ダンジョンコアは、マナマシーンを体内に取り込んだものに触れてないと転移させられないのだ。


取って来た、肉や、シダなどで、歓迎の宴会が開かれる。


その晩は、里に泊まり。翌日出発する。


次は 人魚の里だ。


仲良くなったロコが一緒に行くことになった。

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