第11話 エルフの里
エルフの吹雪達に案内して貰い、世界樹の傘の端まで来たところで
エルフ達が迎えに来た。
タカが、ノート型パソコンで見つけた、
'コード アルフォンス'
の検索ソフトによると、
吹雪、俊タイプは、アルフォンス自身で作ったハイスペックのプロトタイプで 無数のオプションを着けられる、オリジナル。
日本中に、散らばる亜人たちは、それを元にアルフォンスの師匠 魔王エールが作った、量産品とその子孫。
マナマシーン設置資金の為に売り出した 執事、メイドタイプから始まって、戦闘、性処理、労働などいろんな用途に作られて世界中に広まった。
一目見てわかる違いは、顔だ。
コンピュータグラフィックみたいに2.5次元的な顔をしている。
量産品なので、特定のモデルにするわけにはいかなかったのだ。
すなわち、亜人は 美男美女揃いなのだ。
そして、出来る子供は 母親の種族になる。
人間の女と 亜人の男の場合だけ、亜人として生まれる。
魔物と亜人では何が生まれるかランダム。
人に 他の遺伝子を組み込んだのが 亜人
魔王エールを倒しに来て、落とし穴に
異世界から連れて来た実験材料。エールコレクション。
それから ホムンクルスを作り遺伝子操作でいろんな種族を作った。
人形好きのエールの趣味だ。
少子化の進んだ 先進国に売り出し莫大な利益を上げ
日本中の火山に マナナノマシーン発生装置を作ったのだ。
人間x人間だけ人間。亜人と亜人は女の種族。
人間x亜人は必ず亜人。
魔物とは、ランダム。ハーフとかも できる。
なので、同じ女系の種族が集落を形成して
'里'
として、コミュニティを作っているのだ。
エルフの吹雪たちは、この里では神、ハイエルフなのだ。
眠っている間も、エルフの巫女と、マナによる念話ネットワークでつながっていて、ハイスペックな頭脳で的確な指示を出していたのだ。
他にも、エルフの里はあるが、世界樹まで大きくなった守護樹を持つ里は、他にはない。
エルフの吹雪、俊は長老として迎えられた。
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