刺し違えてでもお前を殺す iPhoneを使ってe-Taxで確定申告をする編

今日届いた「税務署からのお知らせ」、基本的には見なくていいと思います

「税務署からのお知らせ【申告に関するお知らせ】

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

国税に関する申告の参考となる情報について、メッセージボックスに格納しましたので、内容をご確認ください。」

　というメールが来たので、半信半疑、つまり、「本当に参考になる情報なのか？」と思いながらメッセージボックスを開いた。のだが、この「メッセージボックスを開く」って一言で言うけど結構だるいのよ。

　というのは、メール本文にも書いているが、

「・メッセージボックスのお知らせの内容の詳細を確認するためには、マイナンバーカード等の電子証明書による認証が必要です。詳細は、「メッセージボックスのセキュリティ強化について」からご確認ください。（傍点強調は筆者によるもの）」

　ってことになってるのね。

　マイナンバーカードって普段持ち歩かないと思うが（持ち歩くのか？　でもその場合、マイナンバーをこんな必死になって隠している意味わかんなくなりますよね？　だって落としたら「終わり」ってことでしょ？）（ただ保険証とか運転免許証と一体化できるってことは、マイナンバーカードを持ち歩くことを前提に考えてるのか？　もしかして）、だから、このメッセージを見るためには、しまってあるマイナンバーカードを取り出して、マイナンバーカードによる認証を経ないとメッセージがみられないわけですね。でも、税務署からのメッセージで、例えば、これこれこの情報を入れないと脱税とみなして一族郎党皆殺しにするとか書かれてたら困るじゃん（本当に困るけど、こうは書かれてないとは思います）。だからまあしゃあねえな～～って思って、わざわざマイナポータルアプリ開いてログインしてみた。ところ。

　「確定申告等についてのお知らせ

　申告の参考となる情報を以下のとおりご案内しています。

　なお、確定申告等がお済みの方にも送信していますので、ご了承ください。」

　確定申告等がお済みの方にも……？　なんか嫌な予感がするな。

「【重要なお知らせ】　※　この情報は、令和4年1月12日時点のものです。必ず届出書等から再度ご確認いただくようお願いします。

◆ 　所得税等に関する事項

○ 　申告の種類 ：白色

○ 　予定納税額（第１期分・第２期分の合計額） ：■■■■■■

※ 　予定納税額がある場合は、入力漏れにご注意ください。（予定納税の詳細についてはこちら）

◆ 　納付に関する事項

○ 　所得税等の振替納税利用金融機関 ： ゆうちょ銀行

■■■■■－■■■■■■※※　

※ 　振替納税をご利用の方は、振替日の前日までに預貯金残高をご確認ください。」

ど

　こ

　　が

　　　重

　　　　要

　　　　　だ

　　　　　　っ

　　　　　　　ち

　　　　　　　　ゅ

　　　　　　　　　う

　　　　　　　　　　ね

　　　　　　　　　　　ん

　　　　　　　　　　　　！

　　　　　　　　　　　　　！

　で後はなんか確定申告期限が書いてあるだけですよ。クソバカか？

　まあ、56億7千万歩譲って、例えば青色申告の申請してたのにそれを忘れて白色申告にしちゃう人とかがいるかもしれないけど、それ、メール本文に書けば良くねえ？

「あなたは【青色申告】の申請済みです」とか。そんな重要な秘匿情報か？

　予定納税額は別に通知出してるでしょ？

「税務署にどの銀行登録してたか忘れちゃったよぉ……ふぇぇ……」って人とかがいたとして、確定申告の最後で口座の登録があるやろがいッッ！！

　この情報をメール本文に書くならまあわかる（いらんけど）。わざわざマイナンバーカードによる認証を経てまで読むべき情報か？

　じゃあまあ個人情報が含まれているからね。メールで野ざらしにするわけにはいかないと。銀行口座とか、一部伏せられているとは言え書いてはあるからね。わかりました。だとしたらこうじゃないすか？

”e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

国税に関する申告の参考となる情報について、メッセージボックスに格納しましたので、内容をご確認ください。

　メッセージには、下記の内容が含まれます。

１．あなたの納税の種類（白色／青色）

２．あなたの予定納税額（予定納税額についてはこちら）

３．あなたが登録している口座の情報

　これらの確認が必要な場合は、e-Taxサイトにマイナンバーカード認証の上でログインし、メッセージボックスをご確認ください。”

　こう書いといてくれればよ。わざわざアクセスせんで済んだんじゃあないのか？　ええ？　少し考えろや。ムカつくのでフィードバックを送りたかったが、このアドレスは送信専用で返信を受け付けておらず、Copyrightが国税庁にあるということしか分かりませんでしたので、腹いせにここに書いておきます。

　Copyright（笑）を主張されているので、一応言っておくが、この文章内の「」内の文章は国税庁からのメール・メッセージボックスの内容を一部改変したものです（個人情報を消すとか）。批評のために必要な部分のみ引用しています。