第28話 デート2

それから色々な花を見て周りお昼になった。

そこで売店が並ぶ場所に来た。


「私はハンバーガーにしようかな」

「じゃあ俺はチーズバーガーで」


それぞれメニューを決めて注文した。注文してから3分くらいで料理ができていた。ここの売店は優秀だな。


「早かったね」

「うん、暑いから待たなくていいのはいいね。」


それから席に座りご飯を食べ始めた。


「いただきまーす」

「いただきます」


紅葉はハンバーガーを俺はチーズバーガーを食べた。

普通に美味いな。パンもふわふわで美味しい。


「ねぇ康介少しちょうだい?」

「いいよー」


すると紅葉は口を開けた


「はい、アーン」

「え!」


まじか、アーンするのか?やばい手が震える。いや、紅葉はもう口を開けているここはいくしかない。


「あ、アーン」


そして紅葉が食べた。少し顔が赤い。恥ずかしいならやらなければいいのに。


「ありがとう。じゃあ次は康介の番だね。」

「マジで?俺もやるの?」

「もちろん。はい、アーン」

「あ、アーン」


俺は目をつぶりながら紅葉のチーズバーガーを食べた。緊張しすぎて味なんかわからなかった。


「ありがとう」

「いえいえ」


そんなこんなで俺たちはハンバーガーを食べ終えた。


「で、この後どうするんだ?」

「えっとーフラワーロード見てから次の場所に移動するよ」

「あ、移動するんだ」

「そうだよー」


そして俺たちはフラワーロードに向かった。

もちろん手を繋ぎながらだ。


「うわ、これはすごい」

「ほんとに綺麗だね」


そこには辺り一面に花達がいて、どこを見ても花だった。右も左も上すらも花がある。上の花はゲートみたいなのにつけられていた。


「めっちゃ綺麗だね」

「ほんとに綺麗」

「康介とここに来れてよかった。写真撮ろうよ」

「お、いいね。」


俺たちは花に囲まれながら写真を撮った。


「あ、康介あそこにカップルの写真スポットがある」

「ほんとだ」

「早く行こ」


紅葉は早歩きで行ってしまった。まぁこれもいい思い出か。


「お、またカップルが来たね。じゃあ撮るからそこに座ってね」


椅子の奥にはハートのオブジェがありそのまわりには花がいっぱい咲いていた。


「じゃあ撮りまーす。笑顔でーはい、チーズ」


そして撮ってもらった写真を原像してもらった。


「ありがとうございます」

「ありがとうございましたーお幸せに」


気のいい店員さんに見送られながら俺たちはそこを後にした。


「じゃあ次の場所に行こっか」

「そうだね」


そして俺たちはフラワーガーデンを後にした。





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