第20話 モデル
夏休みに入り1週間経ったある日
今日は久しぶりのモデルの仕事だ。気合いを入れていかないと
「あ、康介おはよー」
「神崎さんおはよう」
仕事場に着くと神崎さんが出迎えてくれた。
「今日はここだよね?」
「そうだよー」
俺は神崎さんと一緒に入り挨拶回りをした。
「あ、おはようございます。今日はよろしくお願いします。」
「お、康介君よろしくー、じゃあ早速着替えてメイクしてもらっていいかな?」
「わかりました」
俺はそう言われ部屋に案内された。
「そういえば神崎さんも今日撮影なんでしょ?」
「え、うん。康介と一緒にだけどね」
「マジで?」
「うん、まじまじ」
はぁー神崎さんと撮影かー。これが世間に出ると俺が釣り合ってないから嫌なんだよなー。
「じゃあこれでよし」
「ありがとうございます」
メイクと髪をセットしてもらい俺は神崎さんと一緒に撮影部屋に戻ってきた。
「お、きたきた。じゃあ早速始めるねー。えーと今回のシチュは最近流行りのカップルだからカップル感だしてねー」
俺はそう言われぎくっとした。なんでかって?そんなの決まってんだろ。最近神崎さんがめっちゃ可愛く見えてくるからだよ。今だって撮影用の衣装にメイクだってプロがしっかりやったメイクだし。しかもこの距離感がやばすぎる。なぜなら今俺と神崎さんは腕を組んでいる。神崎さんの2つのたわわが俺に押し付けられてくるしやっぱりめっちゃいい匂いするから頭がクラクラする。
「康介君その感じいいよー」
「紅葉ちゃんはもっと可愛らしく」
何故か俺が褒められて神崎さんが指摘されていた。なんでだろ?
それからハグしたりすごい密着する撮影を終えて俺は帰る準備をするために更衣室にいた。
「康介?入っていい?」
「いいよー」
すると神崎さんが入ってきて隣に座ってきた。
「今日の撮影楽しかったねー、康介といっぱいくっつけたし」
「お前なーそーゆー事言ったら意識するだろ」
「別にしてもいいよ?」
神崎さんがあざとい笑みで俺の方を覗いてきた。これはやばい、可愛すぎる
「な、何言ってんだよ。ほら帰るぞ」
「照れちゃってー」
「うるさい」
そして俺たちはカメラマンさん達に挨拶してから建物を出た。
「ねぇー康介まだ時間ある?」
「あるけど」
「じゃあさあそこのファミレスいこーよ」
「いいよ」
俺は神崎さんと夜ご飯のためファミレスに行くことにした。
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これからもぜひご覧ください。
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