第14話 今の自分の現状を考える
今の自分の現状を見る。
はぁ・・こんなはずじゃなかった。
なんて思った人はいませんか?
もっと自分は違うんだと思っているあなた。
私もそうです。
自分のことをはっきり言って、よくわかっていません。
誰だって自分のことがよくわからないのではないでしょうか。
わかっていると思っているつもり。
自分のイメージする自分と、他の人のイメージする自分は違うことが多いのでは?
自分に合った職業や勉強。
これって、実はビンゴの方が少ないと思います。
そりゃそうです。
私も養老先生の本を読んで、嚙み砕いて、自分の言葉に変換して、今だからこそ何となくわかるのです。
まず、周りの環境がよくないですね。
自分に合った学校や職業を選びましょう。
そんなキャッチフレーズはなくすべきです。
自分に合った仕事・・これを求めることがズレているのです。
自分に合った・・って、自分を中心に社会は作られていません。
そして自分が思っているよりも、案外周りの言葉が的を得ている時があります。
『君は〇〇に向いているね』
絶対違うだろうと思っていても、案外できるものもあります。
まぁすべてでないところが、これまた難しいのですが。
人が思っていても、自分を貫いた方が後でよい場合もあります。
私的解決方法。
取りあえずやってみるですね。
少しの時間やってみて、何となく嫌でなければ、まぁまぁ適職なのだと思っています。
好き嫌いは別ですよ。
さて、本題。
コンステレーション。
布置という言葉があります。
河合隼雄氏の本にはよく出て来るので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。
それで、今の自分を考えたときに思うのです。
私の現状ですが、自分の仕事の他に週に2回ほどアルバイトをしております。
そのアルバイトで、嫌なおばさんがいるのですよ。
聞いても面倒くさそうにして教えてくれない。
投げやりにする。
出勤した時に挨拶しても無視。
聞こえないのかと思って、違う人に挨拶するときちんと返してくれる。
つまり聞こえていないわけではなく、どうも私にフレンドリーではないのです。
それだけならいいのですが、仕事で少し嫌味なのですよ。
そんな状況を考えるときに自分に問います。
これって、人生において、今は答えはないが、きっと自分の成長に必要な過程なのだと。
そう思えるようになりました。
過去を振り返ると、どうしてあの彼女に声をかけれなかったのか。
そういった記憶があります。
今だから思えることです。
当時の自分では無理だったのです。
でも、それは声をかけれないことが今の自分につながっているのです。
そういったすべてのできたこと、できなかったことの事案が今の自分を作っている。
無駄なことのように思えることでも、どこでそれがスパイスになっているかわからない。
遥か遠い昔に植えた種が、人生の後半に収穫できるかもしれないし、できないかもしれない。
わからないけれど、その生きている今にすべてつながっている。
あぁしておけばよかった。
こうしておけばよかった。
それはしておけばよかったのではなく、その当時にはできないことがあってこそ今があるのです。
善悪の問題ではありません。
すべての行為が今につながっている。
悪い道を歩んで極悪人になる人もいるでしょう。
それはその人のなるべくしてなった姿でしょうね。
それを許すか許さないかは、社会システムが決めるかもしれません。
その隙間をうまく抜けて寿命まで生きる人もいるかもしれない。
それが良いとか悪いとかで判断できないのが難しいところです。
えっと・・いぬ〇しきの漫画にある鮫島でしたっけ?
超極悪人の・・。
誰でもぶった斬ってやりたい人物ですね。
まぁ漫画ではきちんと処理してくれてましたが、そういったリアルな奴もいるでしょう。
それを考えるとモヤモヤしますが・・。
余談が過ぎました。
とにかく、今苦しんでいる、私もそうですが、その苦しみは解決する道が見えないかもしれません。
ですが、きっと何か自分の人生における課題なのだと思うようにしています。
まぁそれほど割り切って思えないのですが、そう思おうとしています。
だからこそ、嫌なおばさんとの接触も何かあるのでしょう。
ただ、大人になってできることは、どうしてもダメならその現場から離れることができます。
その現場のアルバイトなど辞めてしまえばいいのです。
収入は減りますが、命をかけてまでするほどではありません。
その苦しみが命と天秤にかけられるような代物ならば、それはかなり真剣に考えなければいけないと思います。
苦しみが自分に向いて、道が見えなくなりそうなとき・・。
道が閉ざされる前に、違う道を選びましょう。
選べないと思っているのは、思っているだけで、自分が居なくてもその組織は動くし、それで潰れるのなら最高じゃないですか。
それだけ自分に負荷をかけていたのですから。
とにかく何でも意味付けして一度は考えてみる。
答えはすぐには見つかりませんが、そうやって思うことができるようになりました。
また難しいのが、無意味なものも含まれているからタチが悪いですね。
そんな時は、空回りしたことを笑うしかないですね。
まとまりのない文になりましたが、そんなことを考えたりする秋の夜長です。
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