第33話 VMOマニフェスト
世界管理機構 Varth Management Organization(VMO)
マニフェスト 暫定版
・管理機構の目下の最優先プライオリティは、文明の安定化
Viable 生存可能な環境の保全
すべての国家、軍隊、警察、武力組織を解散
社会の暴力装置をすべて解散させる
オールトレース
暴力装置の代わりにトレーサーという行動管理装置をすべての人間につけることを義務化。行動をすべてデータベースに保管。
ルール違反を犯せば一度目は失神、二度目は死ぬ。
これにより警察、軍事費用をすべて貧困解決に回す、それだけで貧困はなくなる。
管理AIの導入 政治参加資格
・政治は管理AIがすべて行う
管理AIへは誰でもアクセス可能、しかし機能向上させるプログラムのみ受け付ける。
より効率的なアルゴリズムへの変更などは出来るが、効率性を下げるようには変更できない。
・プログラム知識が無い、それを学習する能力が無い人間には政治参加を認めない、知能レベルによる足切りを行う
家族制度の廃止 出産制限
誕生したコドモはすべて一律に統一学校で育てられ教育される。出産は許可制。Varth人口は10億以下にコントロールして減らしていく。
・貨幣の廃止 二段階労働性
社会の必須労働は能力に応じて割当。
それ以上は自由労働となり何をしてもよいポイント制の自由市場となる。
これにより失業もなくなる。
・尊厳死システム
規定以下の知能指数、身体能力指数以下になると安楽死、尊厳死措置をとる。
・指定科学研究の凍結
サイボーグ、無人兵器、核融合など特定分野の研究の凍結
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