第2話
「
「・・・・」
「美憂?」
「へっ?」
「何回呼ばせるの!お父さんが何か飲もうって…バーガーショップいこ?」
「あっ、うんゴメン」
「まったく、変な子ねぇ」お母さんは呆れ顔、お父さんは笑ってた。
「お母さん買って来るから、席取っておいて!お母さんチョイスでいいよね?」
「うん、いいよ!」
「どうした美憂…」
お父さんが私を覗き混むように聞いて来た。
「凄かったね…演奏…」
「そうだな…お父さんはねお父さんの好きなあの曲を聞けてうれしかったなぁ」
私は自分の今の感情を押さえる事で精一杯で、お父さんが好きな曲がなんなのかわからぬまま上の空で聞いていた。
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