怪物たちの共演
魔法発動時に
その快感をより強く受けるヨミは、強力な魔法を放った後では
『オラァッッ!!!』
ここにも、1人。
戦闘開始からフルスロットルで殴り続け、
いや、本当に狂っているのかもしれない。
ホォォオオオオオオ…!『チッ』
[装備]
【
【海の加護】により、自身の身体が
【攻撃】+140
【防御】+30
【魔防】+30
【速さ】+100
HP +3000
[装備スキル]
【
自身の背中からタコの触手を
触手はダメージを受けると
[
①【ーーーーー】
②【魔の海域】
③【ーーーーー】
『ハッ、まったく
女神の攻撃は当たるのに
そして、
戦闘中に飛び散る水滴も…そうだが、この水のレーザービームも肌に触れると身体が金になることが分かるため、
『返すぜっ』
水のレーザービームにグローブを装備した手のひらが
【水流操作】によって水の軌道がメラの身体を半回転し、そのまま返した水のレーザービームも返す……だが、それさえも効いた
『チッ』
アレが使えればいいんだが……【魔の海域】の外だと、使えねぇからなぁ。
『【
ホォォオオオオオオ…(※水が溜められる音)
ーーーーーーーブ…チ゛ィッーーーーーーー
初期種族【
ガシィィッッッ!!
女神をの表面には水が
そして、大きな
『ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛『ぷきゅっ!?』あ゛あ゛あ゛』
ムカつく。
『くきゅきゅゅ…きゅ!?』『【凶星】…!』
メラは
大きくジャンプし、
アーツの火力だけで言えば、【
………………
…………
……
【
両翼から光る
『……危ねぇだろうがっ!』
ヨミが合流したことで、黄金化の泉に【魔の
『そっちこそ、危ないじゃないっ!』
『ぷきゅ!ぷきゅ!』
『
『きゅ~っ』
ヨミの
『は、な、れ、ろ』
メラは
『
テイムモンスターや、マーサとしゅがーのようにテイム以外で
あまりに好感度が低いと、本来のパフォーマンスをしなくなるケースがあるのだが、メラはタコをぞんざいにに
『あぁ?』『きゅ?』
『う?』
メラは、このタコが自分の働いている職場のわがままな上司に
タコは、メラの攻撃で自分が死ぬことは無いと
『それよりも、ヨミの攻撃が何で
ーーー【斧クエスト】では、
泉に落とした斧の持ち主が主役であるからであり、泉(本来は非戦闘エリア)に他のプレイヤーが
(また、【OTW】は実験も
プレーヤーに
『何でって、攻撃が通るんだから通るんだけど…?』
防御スキルを破壊する効果の【星砕き】だが、どちらかと言えば、【回避】に近い水の守護は破壊できない。
『これのおかげかも?』
ーーー
装備し直す必要があるが、
サブ武器専用の装備ホルダーなどでアイテムボックスから出しながらも、
装備するのが直接的なためにアバターの動きにかかる
(ちょっと、お高かったけど…)
特注価格を思い出すと、ヨミはしょんぼりする。
【神斧パナシュ】のような大きさの武器を出すと戦闘中の動きやすさに
この斧の性能から考えても、それがベストであることが分かる。
ヨミは【蜻蛉返り】をブーメランのように投げることで、【魔の海域】の外側、つまり、ヨミの雷の範囲外におり、水面に現れた【泥人形】の残党をほとんど動かずに
『…』
『…』
『なら、
(それは、斧なのか?)
メラは、女神との戦闘中にヨミが【蜻蛉返り】を投げているところを見たが、投げられた斧の
疑問はあったが、
会話中のメラとヨミに向かって斧が大きく振り回されている戦闘中なので、メラは深く考えないことにして、その平たい胸に
『【氷界】!!!』
『つめてぇっ!いきなり凍らすな!』
『斧を止められたでしょっ!』
メラの足ごと、女神を
『
『ホウレンソウ!?(野菜?)』
ーーーそれはさておき、メラは背中の触手で足下の氷を砕くと、凍った女神を
『凍ってるなら、俺の拳が届く』
【魔の海域】を再発動したメラは、
特殊職であり、
メラによって肩から放り投げられたタコの【闘気】を受けた身体は赤黒く巨大化していき、メラとヨミを包み込むと、弾力性がある頭部は襲いかかる巨大な斧から2人を守った。
『わぁお♪』『働けタコ!』
『ぎゅぴぃいいいいいいいい!!』
【クラーケン
『そのまま押さえてろよ!』
圧倒的な質量がある身体であるが、その身と触手をもって
『奥義【拳聖
しかし、
巻き付いたタコの触手は女神が腕を少し動かすと同時に
『チッ』
メラは
メラの奥義を喰らった女神は弾かれるように大きく
『
奥義を放った触手は、女神に生えた斧の刃と【氷界】の氷と共に砕け散ったが、HPを消費することで再生した。
『……威力が削れた』
水面が盛り上がり、再び現れた女神の腹部から砕けた刃が泉に落ちていき、新たに刃が
『痛そう』
これまで破壊していた【泥人形】のいろんな形の斧の刃が肌のいたるところに
ーーー単独で戦っていたメラだが、拳は当たらずとも、拳に
ーーー【泥人形】が殲滅され、
ーーー水のヴェールが、ヨミとメラによって破られ、
ーーーそして、メラの奥義によってフェーズは最終段階まで
『
『『
泉全体に響く重低音の叫びの中で、
女神の左手へ集まる泥が斧の形になり、2つになった【神斧パラシュ】の刃を女神が二人に呪いとも思える殺気と共に向ける。
それを、
二人は
ーーー女神が闇に
どちらも黒く、闇がぶつかり合う空間は
『奥義【拳聖
『【破壊神
リリス、【
ーーーはぁ~…い↓↓↓
何で、そんなにテンション低いの?
【アイギス】を解除したことで回復し始めたMPで大量の【スケルトン】を作り、クラーケンの
骨の怪物の頭となる部分まで【光翼】で飛んだヨミが乗り、クラーケンの頭にメラが立つ。
化け物と化け物と化け物、
それに
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪リリス≫
ーーーえ?
ーーーヨミぃぃい!?
ーーーここで、私を呼ぶの!?
ーーー嫌ぁぁぁ~っ!
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