『うっかり助手さん』

矢田誠一

第1話『うっかり助手さん』

うっかり助手さんは、



いつも お金の事 ばかり 考えてます。



家の家事も 最近 忘れる 様になった



うっかり助手さんは、



とある小さな病院の 勤続21年目の 大ベテラン 助手さんです。



ある 患者に、「もっと患者さんに 優しくしたら 宝くじが 当たるよ。」



と、 言われ、



「そうだね。 そう。」



「優しくするわ!!!!

一億円 当てる為に♡」



うっかり助手さんは、 最近は、 旦那さんの事も 忘れて います。



家に 帰ると、




「居るの・・・・?」



と、 こう言う 感じ です。



年は、 57才。 そろそろ 高齢 です。



うっかり助手さんは、 3日後には、



思ってた事も、 すーぐに 忘れて しまいます。



仕事が 忙しい事も ありますが、



ついつい、 宝くじの 一億円当選の 夢の事も

忘れて、 仕事が忙しい為、 つい ひどく 患者さんに、 当たってしまいます。



患者さんに、 ひどく つい、 当たってしまうので、



宝くじ売り場で、 宝くじを、 買って、



スクラッチの 銀色の 部分を こすっても、



神様が 見ていて、



当たりません。



まだまだ 修行中の 助手さんです。



しかし、 仕事の 責任感は 人一倍あり、



うっかりと、 お金に 目が くらむ事さえ なければ、 大変 良い人 なのだけれど、






人は 完璧では ありません・・・。



うっかり助手さんの 夢は 宝くじに 当選して お金を 貯める 事です。



昔の 若かりし頃の ロマンチックな 事は、



すっかりの ピンクの 作業着を 着た 助手さん です。



もちろん、 仕事 熱心 なので、



内部事情に かなり 精通していても、



語りません・・・。



うっかり助手さん 名前は 桃田さん。



桃田 かおり と言うのですが



もう、 ひびわれた 桃田さんです。



でも、 老後を ゆっくり 過ごしたい、



桃田 うっかり 助手さん。



今日も、 毎日 せっせと 患者さんと



自分の 為に 頑張ってます。



続き・・・・・。

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