解説文に煽られて、甘々異世界ラブコメを見込んで読み出すと、プロローグでいきなり、暗闇に突き落とされる事に。 落ちたそこは、前世なのか現世なのか、それとも来世か? 読者を惑わしておいて、ページは進みます。 惑わされたのは、読者と、そうして、ヒロイン。 儚げ美少女ならばロマンスを謳歌すれば良いものを、したたか小母さんならば旨い話にちゃっかりと乗れば良いものを、どっちつかずのヒロインと一緒に、ドキドキとワクワクの蒼空苺ワールドへ。 ワルツの調べと共に、あなたも。