第五巻 獣魔戦争 あとがき

 エレス冒険譚にお付き合いいただいてありがとうございます。

 この獣魔戦争の時に、カクヨム様では1万PV、さらにこの巻の最終話で2万PVとなりました。

 ずっと追って応援して下さっている方にも、読み進めて下さっている方にも、感謝しています。

 転生もチートも、ザマァも無い、地味系ファンタジーではありますが、ジリジリPVがのびているのは、エレスの世界観が、少しずつ受け入れて貰っているのかなと、勝手に思っています。有り難い話です。



 獣魔戦争では、戦術、陣形、人間の軍とモンスターの軍の違い、種族によっての戦争のやり方、そもそもの戦力差の違いなどを考える事が、とても大変でした。

 数字とにらめっこしたり、戦術はこれで本当にいいのか?相手はどんな戦術を使ってくるのが一番と考えているのか?常に考えた戦術を否定しながら、カシムだったら、マイネーだったら、ファーンだったら。またオゥガロードだったらと考えながらの試行錯誤でした。


 ちなみに、「オーガ」では無く、「オゥガ」と表記したのは、「オーク」と「オーガ」が並んで文章に出てくるので、ゴッチャになりやすかったため、表記を「オゥガ」と改めました。皆さんには馴染みの無い表記で申し訳ありません。


 あと、個人的な話で言うと、私は「おっぱい大好き」ではありません。

 特にフェチが無いのではと言うのが悩みです。

 個人的には、自分を大切に思ってくれる人を、しっかり大切にしたいと思うくらいです。

 それで、カシム君が「おっぱい大好き」みたいになってしまって、そうした文章を書いていたら、それを見た嫁が「おっぱいに対する拘りを感じられない!!」と叱ってきました。

 確かにその通りだと反省した私は、「おっぱい星人」で検索。

 出て来たとあるおっぱい大好きな中学生のブログが面白すぎて、少し気持ちが分かりました。

 でも、それが文章にまで生かされません。未だに「リラさんの胸はどの位の大きさなんだ!?」と嫁に怒られています。

 マイネーの主張するお尻も同様でした。「あれじゃあ、リラさんがむっちりしている人みたいだ!!」と怒られてしまいました。

 リラさんはほっそりしてますが、出るところは出ているのです。


 作中での描写不足は否めません。

 イメージしにくい部分があれば、遠慮無くお叱り下さい。



 次は第6巻です。

 作品的には、一応第一巻から続いた流れが、一段落する所だと、私は勝手に思っています。

 強いのか弱いのか分からないカシム君の状態は、まだ続いて、悶々とさせるかも知れませんが、引き続き応援して下さい。


 そして、第七巻からは、一気に登場人物が増えます。

 私の推しのキャラもちょっとずつ出て来ます。

 

 これからもエレスでの冒険に楽しくお付き合いしていただければと思います。

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