第8話 5月12日 水曜日 正午少し前
白雪さんが事務所に入って来た。
「只今戻りました。お疲れ様です」
「お疲れ様でした。お茶、入れますか?」
「もうすぐお昼だから、いい。来週から行くことになったから、先に伝えて来る」
と、両親の元へ行った。
お弁当を広げながら、改めてお祝を言う。
「おめでとうございます。希望通りですか?」
「そうなの。異業種、制服無し、少人数!」
「良かったですね。宮迫さん、凄いなぁ」
「ノンキちゃんの担当でもあるよね」
「そうです。いい人で良かった。期間は?」
「一年よ。健康器具会社の庶務兼経理補助」
「私、経験あります。産業包材商社でしたが」
「そうだってね。悩んだら、相談のってね」
「はい!」
午後は、車検の案内の電話もかけられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます