1章 小さな魔道士と恐竜 前編

フィール大陸、五つの国にわかれ、自然豊かで、人々はみんな心優しい人たちばかりである。

そんな、大陸の西に位置する場所の山に一軒の小屋がある、僕はその小屋に住んでいる、魔道士の元で、魔法の修行をしている。

僕の名前は、レト16歳の魔道士見習いだよ!僕が魔道士になる事を決めたのは、11歳の時それまでは、ずっと剣士になりたくて、剣の修行をしてたんだけど、背が小さくて、ちょっとしか剣が振るえなかったから、11歳の誕生日の時、剣の道を諦めて、魔道士の道に進むことを決めたんだ、最初の頃はろくに魔法が使えなかったけど、今は簡単な武器強化魔法くらいだったら使えるようになったたんだ!

「お師匠様ー食事の準備ができましたよー」

「わかった、すぐに行く。」

すると、すぐにボサボサ頭の男性がやってきた。

「お師匠様、おはようございます。」

「ああ、おはよう!」

この人は、僕のお師匠様のウィナールさん僕が魔道士になると決めた3日後に、剣の先生が僕の魔法の師匠と言って僕の魔法の師匠になった人なんだ!

レトとウィナールが食事を終え後レトが片付けをしていると、

「レト、後片付けが終わったら、いつもの場所へくるんだぞ!」

「はい!お師匠様」

お師匠様はそう言うと小屋を出て行った。

「よーし、今日も頑張るぞー!」

僕は食事の後片付けが終わると、小屋を出ていつもの場所へ向かった。


一方その頃バクーナ一味はというと、砂漠で座り込んで作戦会議をしていた。

「バクーナ様!大陸の侵略をするための作戦どうしましょうか?」

「うーむどうしようかなー」

すると、1人の爆獣が手を上げた。

「バクーナ様!ここはわたくし爆獣商人ゴーブンの商品を売りつける作戦はどうでしょうか!」

「却下!その作戦は7万年前にやって、約65万の損害を出したから。」

バクーナの言葉にゴーブンはそうだったという顔をした。

「バカね、7万年前の失敗を忘れるなんて、これだから、あんたはダメな、商人なのよ。」

「うっ・・・爆獣海人ワカーメンの正論に返す言葉がないよー。」

ゴーブンは情け無い声を出した。

「こう言う時はね、私のワカメを使った作戦はどうでしょうか、バクーナ様」

「却下だ、理由7万年前にやろうとして、私たちが食あたりを起こしたから。」

「そっそんな〜」

ワカーメンは残念そうに呟いた。

「まったく、お前達2人はロクな作戦を考えんのう、なぁ爆獣戦士ゴリーダンよ。」

「グギャグギャ グギャーギャ(マったく、マったく、マったくだ!)」

「本当だな!爆獣職人ベグの言うとうりだ!」

「「すっ、すいません」」

2人はバクーナ達に向かって、謝罪をしようとしていると、突然バクーナの杖が光りだした。

「む、杖が光っておる、近くに魔力があるのだろう。」

そう言っていると杖から出た光が、山の方を指したのだ。

「あの山の方に魔力を感じたのか…もしかすると、私たちを封印したあの魔道士の子孫かもしれん、お前達、私はあの山の方へ行ってみるその間留守番頼むぞ!」

「「「はい!バクーナ様」」」

「グギャー グギャーギャギャー(ハい!バクーナ様)」

爆獣達が答えると、バクーナは自転車の様な乗り物を召喚して、魔力を感じた山の方へ向かった。

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