いつも余裕がある人になる方法

 実は、精神的な余裕を持つのは結構簡単である。先に言っておくと極限状態とかそういうレベルの話ではない。一般的な、日常生活での話である。同じことを、同じように体験しても、余裕のある人とない人がいる。それは何故なのか。

 マラソンで、スタート直後に

「一緒に走ろうね」

 と、友人が言ってくる。同意して同じペースで走る。だんだんと疲れてくる。すると友人は貴方を置いて先に行ってしまう。

 そんなあるあるの裏には常に余裕でいられるためのヒントが隠されている。

 まず、貴方に問おう。貴方はマラソンを走る前に友達と雑談できますか?まあ殆どの人はイエスと答えるだろう。では、マラソンの最中、ちょうど一番苦しい辺りで、同じテンションで雑談できるだろうか。答えはきっとノーだろう。そう、それなのだ。体力的に余裕が無いとき、人は精神的余裕もなくなるのだ。

 そこから導き出される余裕の保ち方は簡単。疲れすぎないようにする事だ。

 ただ厄介な事にその疲れは可視化できない、つまり自覚がめちゃくちゃ難しいのだ。

 とりあえず、疲れが表面に出てくるようになったら、危険信号だ。と私は思っている。だから疲れない範囲内で頑張るようにしている。

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