第211話 登場人物紹介・尾張国の家臣

登場人物紹介です。ストーリーは進まないので、興味の無い人は読み飛ばしてください。


長いので8話に分けました。

年齢は信長22歳時点の年齢です。


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【尾張国の家臣】


■大内義隆

年齢:49歳、シロナガスクジラの獣人。

尾張国統括、清洲城代。

周防・長門・石見・安芸・豊前・筑前の6ヵ国を統治し守護を務めていたが、家臣である陶隆房すえたかふさの謀叛により殺されるところを救出し家臣にした。男色の気あり。


■平手政秀

年齢:63歳、種族不詳。

中島郡統括。野府城代。

志賀城主。信長が生まれてから今まで一貫して信長をサポートしている。無くてはならない存在。


■生駒家長

年齢:30歳、人間。

丹羽郡統括。小折城主。

家宗の嫡男。吉乃の兄。武家商人である父家宗の商売も引き継ぎ、尾張が誇る豪商の一人でもある。


■前田利久としひさ

年齢:29歳、犬の獣人(ジャーマンシェパード)

海東郡統括。勝幡城代。

荒子城主。前田利春の息子。痩身だが姿勢が良く覇気がある。病弱で戦場に立てないと言われていたが、ゆずの治療により順調に回復。子供が居ないので前田慶次を養子にした。


■佐々政次

年齢:34歳、ヒグマの獣人。

葉栗郡統括。山崎城代。

比良城主。佐々成宗の息子。


■加藤順盛

年齢:43歳、種族不詳。

愛知郡統括。熱田羽城主。

信長の父である信秀の経済的な地盤であった熱田の実力者で武家商人。幼少時の松平元康が人質だった時に預かった事から、信秀の信頼が高かった事が窺える。信秀亡き後は信長に臣従し、信長のお抱え商人の一人となって尾張が誇る豪商に成長した。


■水野信元

年齢:60歳、オニカサゴの魚人。

知多郡統括。緒川城主。

水軍の将の一人。水軍の船乗りを提供して貰った。知多郡を佐治為景と二分する豪族。


弘中隆包ひろなかたかかね

35歳、オオメジロザメの魚人。

海西郡統括。荷之上城代。

代々大内家を支えて来た広中氏の当主で、数々の合戦で活躍すると共に代官等も務めた知勇兼備の武将だ。陶晴賢と同じく「厳島の戦い」で倒されるところを救って家臣にした。


■滝川一益

年齢:31歳、種族不詳。

尾張国長島統括。長島城代。

甲賀二十一家である滝氏出身の忍者。鉄砲が得意。一益の父と恒興の父が兄弟で恒興の紹介で信長の家臣となる。前田慶次の親戚で信長に紹介した。鉄砲隊の大将。


史実では百発百中の鉄砲の腕を見込まれて、信長に召し抱えられたと言われている。


■林秀貞

年齢:43歳、種族不詳。

信長の家臣。尾張国田幡城主。信行の家督相続を画策するが失敗。信行の死後信長の家臣となった。


史実では織田家の重臣として活躍するが、1580年追放される。追放の理由は不明。


■青山信昌

年齢不詳、種族不詳。

信長の家臣。深田城主。


■内藤勝介

年齢不詳、種族不詳。

信長の家臣。


■高坂昌信、種族不詳。

年齢:28歳、種族不詳。

鳴海城代。甲斐国百姓の子をスカウト。

史実では武田四天王の一角を担う猛将。


■海野棟綱

享年82歳、種族不詳。

信長の元家老。老衰で死去。

滋野一族の御三家の一つ海野家の当主。

根津政直と共に上野国に逃れていたが、根津政直と共に信長の家臣となった。真田幸隆は娘婿。


■生駒家宗

年齢:81歳、人間。

吉乃と家長の父。武家商人で元小折城主。信長のお陰で尾張が誇る大豪商になった。信長の財布的な存在。家督を家長に譲り隠居。生駒家の牧場のぬしであるスレイプニルを信長は眷属にして、その子供であるスレイプニルと馬のハーフ達を連れていったが、嫌な顔一つしなかった。


■前田利春

年齢:76歳、犬の獣人(ジャーマンシェパード)

元荒子城主。嫡男利久に家督を譲り隠居。風格のある佇まい。がっしりとした体格に、背筋が伸びて姿勢が良い。老将と言う言葉が似合う武将。信長の前世の受け売りの言葉に感動し忠誠を誓った。利久、利玄、安勝、利家の父。

 

■奥村永福ながとみ

年齢:15歳、種族不詳。

元信長の小姓。利久の家臣で、利久が荒子城主になった事に伴い荒子城に戻った。

史実では前田家の重臣。


■佐々成宗

享年:77歳、ヒグマの獣人。

元比良城主。家督を嫡男正次に譲って隠居。正次、孫介、成政、長穐の父。



■佐治為景

年齢:51歳、うなぎの魚人。

信長の与力。大野城主。水軍の将の一人。水軍の船乗りを提供して貰った。知多郡を水野信元と二分する豪族。


■近藤景春

年齢不詳、種族不詳。

尾張知多郡北部の沓掛くつかけ城主。


■水野為善

年齢不詳、種族不詳。

尾張知多郡北部の大高城主。緒川城主の水野信元とは血の繋がりがない。………はず。


■水野信近

年齢:31歳、オニカサゴの魚人。

水野信元の息子。刈谷城主。


■江良房栄

年齢:41歳、アオザメの魚人。

岩倉城代。

弘中隆包と並ぶ大内氏における知勇兼備の武将だが、毛利元就の策略で元就と内応しているとの流言により、疑心暗鬼になった陶晴賢の命令で弘中隆包に暗殺されるところを救って家臣にした。これは弘中隆包も同意していた救出劇で、江良房栄もかくなる上はと俺の家臣になる事を了承し周防を出る事にした。


■丹羽氏清

年齢:71歳、テンの獣人。

岩崎城主。信行の居城であった末森城に近い土地の豪族。尾張・三河国双方の要害の地である岩崎に岩崎城、藤崎城を持つ。信行の与力だったが、信行の死後信長の家臣になった。


■前田長定

年齢:52歳。犬の獣人(ドーベルマン)。

下之一色城主。海東郡の土豪で前田利久の本家筋にあたり、林秀貞の与力だったが、信行の死去後信長の家臣になった。


■大橋重長

年齢:61歳。カワウソの獣人。

奴野屋ぬのや城主。海東郡津島の有力な国人で、津島南朝十五党の首領。父信秀の娘「くらの方」を正室に迎えているので、信長の義叔父にあたる。


■橋本一巴いっぱ

年齢:50歳。ハクビシンの獣人。

片原一色城主。三宅城、井堀城、矢合城と片原一色城以外にも4つの城を持つ中島郡の大豪族だが、砲術家で一巴流の祖。


■佐久間信晴

年齢:52歳、狸の獣人。

山崎城主。

佐久間信盛の父。佐久間盛重の弟。

佐久間家は御器所、山崎ほか4家に分かれ愛知郡に居を構える大豪族だ。


■佐久間盛重

年齢:54歳、狸の獣人。

五器所ごきそ城主。

佐久間信晴の兄。佐久間家は御器所、山崎ほか4家に分かれ愛知郡に居を構える大豪族だ。


■蜂須賀小六

年齢:30歳、ドワーフとカワウソの獣人のハーフ。

木下藤吉郎の与力。尾張国海東郡蜂須賀郷を拠点とした技術屋集団兼野盗である「蜂須賀党」の首領。藤吉郎は一時期蜂須賀党の傘下に居た事があって、頼んで与力なって貰った。


■蜂須賀又十郎

年齢:19歳、ドワーフとカワウソの獣人のハーフ。

蜂須賀小六の弟。木下藤吉郎の家臣。


■山内盛豊

年齢:46歳、狸の獣人。

黒田城主。元岩倉織田家の家老。岩倉織田家の織田信賢の命令で清洲城を襲撃したが、返り討ちにあい織田信賢に見捨てらた。木下藤吉郎の説得もあり家臣となった。息子の一豊11歳は史実では豊臣秀吉、徳川家康に仕えて土佐藩主なった優秀な人材。弟の康豊7歳も優秀。

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