私の青春だった「Wizardry」。
それが、こんなにワクワクする重厚な物語になるとは！

あまりの面白さに、一気に読み進めて終わってしまうのが怖くなり
一日１時間程度、２か月程かけて、少しづつ大切に読み進めることに。
そして遂に最新話に追いつき、悲しいやら嬉しいやら。

無骨なWizardryの世界に、恋愛要素は不要と
初期の時期は、斜に構えて読んでいた自分が恥ずかしい。

井上先生の巧みな筆による、心沸き立つファンタジーが
背景にあってのサイド要素、恋物語でしょうが
気づけば、グレイのハーレム状態等で、やきもきして
現代部屋でのエバのように、ベッドで身悶えていました。

私のWiz歴は、本伝１・５・６・８、外伝等がプレイ済みと
歯抜けしてますが、まるで探索者の息遣いが感じられるような
緊迫した文により、自分未プレイのダイアモンドの騎士も
全く遜色なく、楽しませてもらいました。

余談ですが「あしたの雪之丞」は、ゲームも小説も経験済みで
その頃から先生に、お世話になっていたのですね、感慨深いです。

もう少し息子が大人になったら、勧めたい作品になりました。

先生のプレッシャーになるのではとも思い、躊躇しますが
続きを、本当に楽しみにしております。

この物語が大好きです！

静けさからの三連戦！
さすがの、首の後ろがビリビリするような緊張感です。
単体でなければ、というのがミソ、なのかな。

直下にダフネの広告……事前登録したくなるのは紛れも無くこの物語があるから。
これを機にまたWizの世界に足を踏み入れちゃうかどうしようか……むむむむむ。