煙の話
鶴喰ゆう
一、はじめましての話
この度、「煙草」というものについて、一度整理してみようと思い立った。理由などは特にない。それこそ紫煙を燻らせながら、ふと、「書こうかな。」と思ったに過ぎない。
この「煙草」というものは、どうやら「私」の上っ面だけではなく、もっと内面的(肺だとかいう話ではなく)なところに深く蔓延っているものだと最近思い及んだ。だからこその整理な訳である。言葉にするというのは、こと整理という目的には十二分に力を発揮するものだとこの19年半で学んだ。こうして真面目に文を綴るということは初めてに近いが、この話なら書ける気がした。稚拙な文でも仕方なかろう。なんせ、この脳はとうにニコチンで委縮しているのであろうから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます