迷宮攻略

 初めて実戦で使ったアイスミスト・エクスプロージョンだが、何とか完成したと言ってもいい物になった。

 無性S級無系術式アイスミスト・エクスプロージョンを固有魔法スキルマジックではなく刻印術にした理由は、ヘリオスオーブに来る前から考えていた術式だからだ。

 刻印術は刻印具や刻印法具があればすぐに発動できるんだが、A級やS級術式は刻印法具でなければ発動させることができない。

 できなくはないんだが、そんなことをすれば刻印具が壊れちまうから、絶対にやることはないけどな。


 アイスミスト・エクスプロージョンは俺の天空特性っていう特性を最大限に活かすために、広域系、探索系、干渉系、後は苦手だが支援系も組み込んでいて、対象指定も出来るようにしている。

 対象を氷の粒によって生じた霧で周囲の空気や体液ごと氷らせ、圧縮した空気や体液を解放することで発生する爆風で攻撃するっていうのがアイスミスト・エクスプロージョンの概要だが、使い方を間違えるとこっちにも被害が出そうなことが今後の課題だな。

 元々は対多数相手を想定して開発してたんだが、傷さえつければドラグーンみたいな巨体相手にも通用することが分かったから、これは大きな収穫だった。


「みんな、大丈夫?」

「え、ええ……なんとかね……」


 ゴールド・ドラグーンの死体を回収してからしばらくすると、獣車からマナ、ミーナ、フラム、リディア、ルディア、アテナが降りてきたが、まだ顔色が悪いな。


「まさかゴールド・ドラグーンの咆哮で、体が麻痺するとは思わなかったよ……」

「麻痺というより、竦んでしまったと言うべきでしょうね」


 麻痺に委縮か。

 ゴールド・ドラグーンの咆哮に体を麻痺させる効果があるとは思わなかったが、よくよく考えてみればゲームとかの設定でも、竜の咆哮で麻痺したり恐慌状態に陥ったりってのは定番だったんだから、考えて然るべきことだったな。


「少し考えれば分かったことだったか。悪かったな」

「こちらこそ、すいません。何もできなくて……」

「そんなこともあるわよ。だけどMランクのドラグーンは平気だったんだから、Aランク以上の闇属性ドラグーンの咆哮には、体を麻痺させたり委縮させたりする効果があるってことなんでしょうね」

「まあね。多分魔法的な効果だと思うから、ある程度の対処もできると思う。できることなら、二度と遭遇したくないけどね」


 苦笑するマナに同意するミーナやリディアだが、そういうわけにもいかないだろうな。

 まあ魔法的な効果ってことは、おそらく精神干渉系の魔法ってことになるだろうから、新しく仕立ててもらうアーマーコートに対策となる魔法を付与させておけば、完全じゃないまでも耐えられるようになるだろう。


「それで、迷宮核ダンジョンコアは?」

「ゴールド・ドラグーンの死体を収納したら出てきた」


 ゴールド・ドラグーンの死体があった場所には、祭壇が現れている。

 その祭壇には、大きな魔石のようなものが安置されているんだが、これが迷宮核ダンジョンコアってことなんだろう。

 だけど驚いたことに、迷宮核ダンジョンコアはストレージに収納することができなかった。

 容量の限界かと思ったんだが、プリムもできなかったからな。


「ああ、それはそうよ。迷宮核ダンジョンコアはストレージに収納できないわ。だからこそ、迷宮ダンジョンが生物だって言われているんだから」


 マナが教えてくれたが、確かに迷宮ダンジョンが生物だっていう説はある。

 今の今までどこか納得できない気持ちがあったが、ストレージに生物は収納できないから、今となっては納得できる気持ちも沸いてきているな。


「思ったより小さいね」

「ですね。もっと大きいと思っていました」


 アテナとフラムの意見には、すごく同意できる。

 なにせ迷宮核ダンジョンコアの大きさは、バスケットボールぐらいなんだからな。

 とはいえストレージに収納できない、だけど回収はできるってことを考えると、これぐらいが妥当な大きさなのかもしれないが。


「『クエスティング』。ソルプレッサ迷宮での成果は……


  アーマー・ドレイク3匹

  デザート・ドレイク3匹

  ウインガー・ドレイク12匹

  エビル・ドレイク2匹

  プレートスケイル・ドレイク1匹

  ソード・ドレイク2匹

  ヴェロキラプトル33匹

  アロサウルス10匹

  ライノセラス1匹

  プロトケラトプス4匹

  ブラキオサウルス3匹

  ティタノサウルス4匹

  マクロナリア10匹

  スカイ・スコーピオン5匹

  ウィッパード・モンキー9匹

  グラン・デスワーム3匹

  イグニス・バード1匹

  ブルーリーフ・エント4匹

  フォートレス・ホエール2匹

  レッサー・ドラグーン4匹

  スノー・ドラグーン1匹

  サンド・ドラグーン2匹

  フレイム・ドラグーン3匹

  ポイズン・ドラグーン2匹

  レイク・ドラグーン2匹

  アクア・ドラグーン2匹

  ガスト・ドラグーン3匹

  ムーンライト・ドラグーン2匹

  スターダスト・ドラグーン1匹

  スパーク・ドラグーン2匹

  サンダー・ドラグーン3匹

  ダーク・ドラグーン2匹

  ケイブ・ドラグーン3匹

  アイス・ドラグーン4匹

  オーロラ・ドラグーン3匹

  ディザスト・ドラグーン1匹

  ゴールド・ドラグーン1匹


 全部で153匹ですね」


 フラムがクエスティングで確認してくれたが、思ってたより大量だな。

 特にドラグーンなんて、レッサー・ドラグーンを含めると41匹もあるぞ。


「思ったより大量に狩れたわね」

「だな」


 ドラグーンは各属性、最低でも3匹ずつ狩ってることになるし、ディザスト・ドラグーンやゴールド・ドラグーンも仕留めてあるから、数は十分に集まったと言っていいだろう。


「早く使いたいけど、解体にどれだけ時間が掛かるか分からないから、フィールに帰ってからになるのかぁ」

「残念だけど仕方ありませんよ」


 マリーナとフィーナが残念そうな顔をしているが、こればっかりは仕方がない。

 解体はエドやマリーナ、フィーナなら出来るだろうが、ドラグーンは20メートル以上の巨体だからセーフ・エリアでも難しい。

 だから新装備は、フィールに戻ってから仕立ててもらうことになっている。

 ラインハルト陛下達に献上予定のディザスト・ドラグーン、ゴールド・ドラグーンの革も、それからになるな。

 解体後にフロートに行くことになるが、王と王妃の防具用なんだから、手間を惜しむわけにはいかない。


「そっちまで手は回らねえからな。とはいえ、最優先はプリムのだが」


 エドが口を開くが、新しいアーマーコートはプリムのを最優先に仕立ててもらうことになっている。

 俺はアーク・オーダーズコートがあるから、いざとなったらこっちを使えるんだが、プリムはそういうわけじゃないから、優先度は俺より高い。


「前から言ってたことだし、俺としてもそう思ってるんだが、素材はどうすんだ?」

「火と風、雷は確定してるんだけど、他の属性も捨てがたいのよね。特に光と闇」


 新しいアーマーコートは、それぞれ最も適性のある属性を基本として、後は必要と思われる属性の革を追加していくことになっている。

 プリムは火属性魔法ファイアマジックに適正があり、ハイクラスに進化したことで風属性魔法ウインドマジックが、エンシェントクラスへの進化で雷属性魔法サンダーマジックにも適正が広がっているから、この3属性は確定なんだが、精神干渉系魔法への耐性を上げるために、光か闇のドラグーンも使うことになる。

 だからプリムだけじゃなくみんなも悩んでいるんだが、いっそのこと全属性になるようにしてしまってもいいんじゃないかとも思ってるんだよな。


「というかさ、コートに鎧下、スカートやトラウザー、手甲に足甲まであるんだから、それぞれ別の属性で仕立ててもいいんじゃない?」

「というと、例えばあたしの場合だと、コートを火、スカートを風、鎧下を雷でってこと?」

「うんにゃ、コートを火と風、鎧下を光と土、スカートを雷と闇、手甲は水、足甲は氷かな。そうすれば全属性の素材を使えることになるし、素材も無駄にならないと思うんだよ」


 とはマリーナの案だが、確かにコートだけに全ての属性を張り付けるより、そっちの方がいい気がするな。

 ウイング・クレストは現在20人だが、その全員の防具を仕立てたとしても、多分2、3匹あれば足りるんだからな。


「それも悪くないですけど、それだと属性に偏りがでるでしょうから、最低でもコートは全ての属性を使っておくべきじゃありませんか?」

「それに付与する魔法との相性もありますから、基本はそれで良いとしても、相性の良い素材も使うべきだと思います」


 フィーナとフラムが、マリーナの案に追加案を加えてきた。

 フィーナの本分は木工師だが、最近はマリーナの手伝いをすることが増えてるから、仕立師としての腕も上がってきているし、フラムは仕立師や裁縫師でクラフター登録を考えて勉強中だから、それぐらいの案は出せるようになったってことか。


「頭痛い所だけど、そこは実際に仕立ててみてから考えるしかないか」

「それで良いと思うぞ。幸い素材は十分にあるんだし、マリーナの満足のいくようにしてくれた方が俺達としても助かる」


 結局どうするかは、仕立師のマリーナの腕に掛かってるわけだけどな。

 だけどドラグーンの素材は十分にあるから、試作を何着か仕立ててもらっても余裕だ。

 末永く着用することになるだろうから、できればその辺りの検証はしっかりとしてもらいたい。


「りょーかい。とはいえ、最低でもドラグーンが各属性1匹ずつ解体されてからでないと試作も仕立てられないから、完成までどれだけかかるか分からないよ?」

「それは仕方ないわよ。でも試作でもMランクの素材を使ってるわけだから、完成するまではその試作を着させてもらうわ」


 ああ、確かに試作を作るにしても、解体を済ませて、さらに革を鞣してからになるんだから、検証にもどれだけ時間がかかるか分からないか。

 でもプリムは、その試作を回してくれって言っているな。

 確かにMランクの素材だし、防御力はもちろん魔力伝達率なんかも上がるだろうし、何より今のクレスト・アーマーコートはプリムの魔力に耐えられなくなってきてるんだから、そっちの方が良い。


「分かった。それじゃ試作は、プリム用に仕立てるよ。火属性と風属性のドラグーンを最初に解体してもらって、それを使うことになるかな」

「ええ、お願いね」


 新しいアーマーコートの製作に関しては、とりあえずはこんなもんか。

 後はみんなのレベルを確認して、それから外に出るとしよう。

 特にプリムのレベルは、用意していた言い訳を使う必要があるだろうからな。


 というわけで、迷宮ダンジョン攻略終了後の俺達のライセンスだ。


 ヤマト・ハイドランシア・ミカミ

 17歳

 Lv.79

 人族・エンシェントヒューマン

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:ミスリル(M)

 オーダーズギルド:アミスター王国 フロート アウトサイド

 オーダーズランク:オリハルコン(O)


 プリムローズ・ハイドランシア・ミカミ

 17歳

 Lv.73

 獣族・エンシェントフォクシー

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:プラチナ(M-P)


 マナリース・A・ミカミ

 18歳

 Lv.60

 人族・ハイエルフ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フロート

 ハンターズランク:シルバー(G-S)


 ユーリアナ・レイナ・アミスター

 14歳

 Lv.35

 人族・ヒューマンハーフ・エルフ

 ヒーラーズギルド:アミスター王国 フロート

 ヒーラーズランク:ゴールド(G)


 フレデリカ・アマティスタ

 19歳

 Lv.41

 人族・エルフ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 オーダーズギルド:アミスター王国 メモリア アウトサイド

 オーダーズランク:カッパー(B-C)


 ミーナ・F・ミカミ

 17歳

 Lv.52

 人族・ハイヒューマン

 ユニオン:ウイング・クレスト

 オーダーズギルド:アミスター王国 フロート アウトサイド

 オーダーズランク:ブロンズ(S-B)

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:ブロンズ(G-B)


 フラム・ミカミ

 18歳

 Lv.49

 妖族・ハイウンディーネ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:ブロンズ(S-B)


 リディア・ハイウインド

 16歳

 Lv.57

 竜族・ハイドラゴニュート(氷竜)

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:バレンティア竜国 ドラグニア

 ハンターズランク:シルバー(G-S)


 ルディア・ハイウインド

 16歳

 Lv.57

 竜族・ハイドラゴニュート(火竜)

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:バレンティア竜国 ドラグニア

 ハンターズランク:シルバー(G-S)


 アテナ・ウィルネス・シルバー・トマリ

 84歳

 Lv.47

 竜族・ハイドラゴニアン

 竜名:シルバードラゴニアン

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:バレンティア竜国 ドラグニア

 ハンターズランク:アイアン(S-I)


 ラウス

 14歳

 Lv.53

 獣族・ハイウルフィー

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:シルバー(G-S)


 レベッカ

 13歳

 Lv.48

 妖族・ハイウンディーネ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ハンターズギルド:アミスター王国 フィール

 ハンターズランク:ブロンズ(S-B)


 キャロル・ベルンシュタイン

 15歳

 Lv.36

 人族・エルフ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 ヒーラーズギルド:アミスター王国 フィエリテ

 ヒーラーズランク:シルバー(S)


 エドワード・アルベルト

 19歳

 Lv.34

 人族・フェアリーハーフ・ドワーフ

 ユニオン:ウイング・クレスト

 クラフターズギルド:アミスター王国 フィール

 クラフターズランク:ゴールド(P-G)


 マリーナ・アルベルト

 19歳

 Lv.37

 竜族・フェアリーハーフ・ドラゴニュート

 ユニオン:ウイング・クレスト

 クラフターズギルド:アミスター王国 フィール

 クラフターズランク:シルバー(S)

 トレーダーズギルド:アミスター王国 フィール

 トレーダーズランク:ブロンズ(B)


 フィーナ・アルベルト

 17歳

 Lv.30

 妖族・ハーピー

 ユニオン:ウイング・クレスト

 クラフターズギルド:アミスター王国 フィール

 クラフターズランク:シルバー(S)


 マリサ

 20歳

 Lv.39

 妖族・ヴァンパイア

 ユニオン:ウイング・クレスト

 バトラーズギルド:アミスター王国 フロート

 バトラーズランク:シルバー(S)


 ヴィオラ

 15歳

 Lv.34

 獣族・タイガリー

 ユニオン:ウイング・クレスト

 バトラーズギルド:アミスター王国 フロート

 バトラーズランク:ブロンズ(B)


 ユリア

 14歳

 Lv.31

 獣族・ラビトリー

 ユニオン:ウイング・クレスト

 バトラーズギルド:アミスター王国 フロート

 バトラーズランク:カッパー(C)


 エオス・ウィルネス・グリーン

 117歳

 Lv.58

 竜族・ハイドラゴニアン

 竜名:グリーンドラゴニアン

 ユニオン:ウイング・クレスト

 バトラーズギルド:バレンティア竜国 ドラグニア

 バトラーズランク:ゴールド(G)

 ハンターズギルド:バレンティア竜国 ドラグニア

 ハンターズランク:ゴールド(G)


 アプリコット・ハイドランシア

 36歳

 Lv.40

 獣族・フォクシー

 ヒーラーズギルド:アミスター王国 フィール

 ヒーラーズランク:ゴールド(G)


 みんなガッツリとレベルが上がっている。

 懸念だったプリムだが、レベル73と思ってたより上がっていない。

 これは第7階層に来るまで、ほとんど戦わなかったことが理由だろうな。

 惜しいと思えるはマナとリカさん、そしてエオスだ。

 マナはレベル60だが、もうちょっと頑張れば61になって、Pランクハンターになれたんだがな。

 レベル58のエオスも、マナと同じ理由で実に惜しかった。

 リカさんはレベル41だから、できれば進化してもらいたかった思いがあるな。

 とはいえ、褐色肌のダークエルフがハイエルフに進化した場合、肌の色が白くなって見た目の印象がガラリと変わってしまうから、ちょっともったいない気もするんだが。

 ミーナはレベル52になったことでGランクに昇格できるが、元々はBランクだったから、一気に2ランク昇格ってことになるし、オーダーズランクも昇格可能だ。

 まあハンターは、俺とエオス以外みんな昇格するんだが。

 ラウスは今日が誕生日ってことで、14歳になっている。

 ドラグニアに戻ったら盛大に祝ってやろう。

 マリサさんはレベル39だから、遠くない内に進化できるだろうな。

 意外にもマリーナもレベル37になってるから、何度か狩りに連れ出せば進化できるだろう。

 ハイクラスに進化すると適正属性が増える以外にも天賜魔法グラントマジックを新しく授かれるから、付与魔法を使いたいマリーナからすれば、進化したいって気持ちも分からんでもない。

 だけどノーマルクラスのみんなは、急性魔力変動症が出るかもしれないから、しばらくは安静にしてもらわないとだな。


 あとはみんなのランクアップだが、プリムのレベルは非公開だから、みんなには悪いがフロートまで待ってもらうしかないか。

 いや、俺やエオスはランクアップしないんだから、プリムもフロートかフィールまで手続きをしなければいいだけか?

 まあそれは、ドラグニアに着くまでに考えればいいか。

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