(二)-5

 次に組織の宣伝担当のニコ・チョチョシビリに電話してみた。彼は普段、自宅にこもり、ツイッターやユーチューブ、ティックトック、インスタグラムなどに自分たちの主張をアップロードして宣伝する係だった。

 彼は電話に出てくれた。彼は今回、動画の取材のためビデオカメラを持って現場に出ていた。幸い演壇からかなり遠い位置にいて、流れ弾にあたることなどはなかった。木陰に隠れるなどしてその様子を撮影したあと、無事に逃げられたという。


(続く)

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