あらすじ置き場
あらすじVer.1
あらすじを書くのが苦手な方もいるかと思います。事実、自分も実はあらすじを書くのが下手ですね。どうしても長くなってしまうし(汗)
ですが、あらすじは基本的に簡潔であればあるほどいいとされています。
何故なら、長文だと読むのが大変だからです。
コンパクトに、物語全体の流れがわかって、どういう面白さが感じられるかが伝わればいいんですね。なので、作品本編で使用する記述トリックや描写の技法等は、あまり使う必要がありません。本編で勇者と魔王が激闘を繰り広げるシーンがあっても、端的に「勇者は魔王と戦い、勝利する」と書くだけでいいでしょう。
勿論、他にも沢山の書き方があるし、自分も正解があったら知りたいですね。
とりあえず、自分は「骨格に肉付けしていくスタイル」を概ね採用しています。その骨格となるのは、とてもシンプルなものだったりします。
皆様の中に「5W1H」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思います。
・いつ(When)
・どこで(Where)
・誰が(Who)
・何を(What)
・なぜ(Why)
・どのように(How)
この六つの要素は、主にビジネスでの約束を取り交わす際に、必ず明確に確認しておきましょう! と言われるやつですね。これは、物語を商品として売るための出版でも、同じでしょう。
つまり、プロットにのせるあらすじ(あるいは公募に添えるあらすじ)として、最低限この六つの要素が明示されていなければいけないと思います。
では、今回ながやんが書いてく作品の5W1Hを洗い出してみましょう。
・いつ(When)
これから
・どこで(Where)
異世界ユグドルナで
・誰が(Who)
主人公カイナが
・何を(What)
ヒロインのユウキを
・なぜ(Why)
地球に帰してやるため
・どのように(How)
魔王を倒して
まあ、ざっくりこういう感じです。なので、あらすじの骨格としては「これから異世界ユグドルナで、カイナがユウキを地球に帰してやるために魔王を倒す」となります。ですが、これではまだあらすじとして機能していません。
ここに肉付けをしてやることによって、世界でただ一つのオリジナルな物語が生まれます。このままだと、よくある勇者と魔王のテンプレになってしまいますね。そう、テンプレっていうのは、換骨奪胎の際に生まれたり使われたりする、この骨格のことを言います。複数のガジェットの組み合わせをツール化したもの、でしょうね。
とりあえず、あらすじの最初の一歩としてはまあ、これでいいでしょう。
・あらすじ
異世界ユグドルナで、カイナがユウキを地球に帰してやるために魔王を倒す。
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