第26話 原点回帰←最初は違うタイトルだった


「はーい、皆さん。おはようございます」


「おはようございます」


「さぁ、今日も張り切って行きましょう!」


「あれ ? 何か吹っ切れました ? 」


「ん ? 何かあったっけ ? 」


「いや、前回では」


「ふっ、甘いわね」


「は ? 」


「アタシは過去は振り返らない女なのよ!」


「・・それって単に忘れてるだけでは ? 」


「な、何を言ってるのかしら」


「やはりニワトリ頭でしたか」


「何よ。そのニワトリ頭って」


「3歩あるいたら忘れてる・・・ぐはっ」


「テメェ!殴るぞ!」


「・・だから、殴ってから言わないで下さい」


「フン!だったら殴られるような事、言うな!」


「はい、はい」


「はい、は1回!」


「はい」


「よろしい。許して遣わす」


「そろそろ、このパターン止めませんか ? 読んでる方も飽きてると思いますが」


「わかってないわねぇ」


「何をですか ? 」


「飽きられようがトコトンやる!それがゲイの道ってヤツよ!」


「あなたは女なのにゲイなのですか ? 」


「ん ? あら、パソコンが入力ミスしてる」


「ミスがあるなら投稿前に添削して下さい」


「てやんでぇ!こちとら江戸っ子でい!そんなチマチマした事やってられっか!」


「あなたが東京生まれとは初耳でした」


「あら、アタシも初耳よ」


「・・・・・」


「もう、桜も散っちゃったわねぇ」


「また脈絡も無く話題を変える」


「でも見てるだけの花見っていうのもちょっとねぇ」


「それは言えますね」


「酒なくて何のおのれが桜かな」


「それは誰の句でしたっけ」


「知らなーい」


「あの、わたし帰っても良いですか ? 」


「却下」


「それでは、わたしがここにいる理由を教えて下さい」


「理由なんて無いわ!アタシにあるのは、結論だけよ!」


「某アニメキャラみたいな台詞を言わないで下さい」


「あら、これはマンガのセリフよ」


「どっちでも良いよ!そんなの!」


「わお!それはアタシが大好きなアニメのセリフじゃない!」


「知りませんよ。そんな事」


「なーんだ。あのアニメについて深ーく語れると思ったのにぃ」


「あのアニメってあれですか ? 」


「そう。アレよ」


「あんなドマイナーなアニメ、誰も知りませんよ」


「そうなのよねぇ。アメリカの方が評価高いもんねぇ」


「そうなんですか ? 」


「そうよ。アイツがアマゾンで買った新品のブルーレイ、アメリカ版の方が安く買えるんだもん」


「いくら、だったんですか ? 」


「ブルーレイが2枚とDVDが2枚の4枚セットで3900円」


「マジですか ? 」


「マジよマジ。そういう点ではアメリカの方が優れてるわね。良い作品をちゃんと評価してるわ」


「ちなみに、どんなタイトルの作品でしたっけ ? 」


「ナ・イ・シ・ョ」


「そんなタイトルでしたっけ」


「バカね。内緒って事よ。秘密でも良いわ」


「そんなぁ」


「人生はね、謎が多いほど面白いのよ」


「そんなものですか」


「そんなモンよ」


「あーっ!」


「何よ。いきなり大きな声出さないでよ」


「👆のタイトルに全く触れてませんよ。もうすぐ終わりなのに」


「あら、そんなの大した問題じゃ無いわ」


「何か名案でも」


「簡単な事よ」


「どうするんですか」


「タイトルを変えちゃえば良いのよ」


「・・何でもアリやな」




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