青の書
叢雲ルカ
序章
世界は1つではない。
世界はいくつもあり、描かれる物語はその断片に過ぎない。
この物語もまた、世界の断片である。
「時の放浪者・零の日記より」
西暦2010年。地球。
この世界は特殊能力が存在していた。
元素が実体化する力。西暦1980年頃に地球上で突如として、生まれた超能である。
地球はあらゆる異常気象で、荒廃していった。
それが能力者が生まれた事にも関係していると言われているが、まだまだ、謎の多い力だった
能力者は火、水、土、風、雷のどれか一つの元素を操っていた。
それは自然の均衡が取れなくなり、人間の身体にも異状が現われ、突然変異したのだ。
自然が警告しているはずだが、人間は能力者を警戒し、異質な存在を忌み嫌い差別していた。
舞台となるのは、日本の東京。ここも例外では無かった。
この物語は超能力者同士の戦いを綴ったお話である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。