第26話
「アキノハナ恋愛相談所にようこそ」
アキハナが静かにそういった。
「アキハナさん」
紗凪が声を上げた。
「やっぱりアキハナさんがアキノハナ恋愛相談所
を経営していたんですね」
「でもここ学校の🏫🏫🏫図書室だぜ」
ジョウガサキがまたあたりを見まわして
いった。
「いったい、どうなってるんだ」
「わたしたちのスガタはふつうの
人たちには見えないんだ」
アキハナが説明した。
「キミたちだけに見えるんだ。わたしたちを
心の底から必要としているキミたちだけにね」
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