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目次
君のせい
君がいなければ
光など見ずにいられた
星ひとつ灯らない夜の底に沈み
私はもうここでいいと
目を閉じ顔を背けていられた
幸せなど諦めたままでいられた
自分ひとりの命すら抱えず
空っぽの両手を投げ出していられた
君のせいで
世界の眩（まばゆ）さに目が潤む
命の重さに腕が震える
不幸せに甘えられなくなった
かんたんに死ねなくなった
君のおかげで
今
こんなにも
行きたい
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