『国民のせんたく』🌀👕

『国民のせんたく』 🌀👕

ねこママ

『どしたにゃんこ。浮かない顔して。』

ごき中佐

　『いやね、またまた、大統領が交代ごき。こんどは、中道左派の中間派の中の右派ごき。』

ねこママ

　『ややこしいにゃん。』

ごき中佐

　『まあごき。それはいいが、しゅうにんしきの、日に、まえの大統領が、となりの空き地で、集会するんだと。大将は、ややこしいから、どっちも行くなと。大将は、前大統領の左派ごき。』

ねこママ

　『にゃあ、悩むことない。大将さんにしたがっておけば良いにゃあ。』

ごき中佐

　『いやあ。それが、ママ、新大統領は、ぎりのぱぱ、なんだごき。』

ねこママ

　『また、ややこしいにゃんこ。なら、なおさら、行かないこと、にゃんこ。』

ごき中佐

　『こないと、潰す、と、言われるごき。』

ねこママ

　『にゃん。なら、りょう方の、真ん中辺りにいれば良いにゃん。なんか、べつの集会してあげようかにゃん。のら猫連合の集会とか。来賓で。』　

ごき中佐

　『そりゃ、どっちも、食われそうごき。』

　―　ごき一等兵入ってくる　―

ごき一等兵

　『ママ、大雨だごき。やましんさん、せんたく干したままごき。』

ネコママ

　『あらま、ここ二三日、見ないにゃんこ。』

ごき中佐

　『せんたくを、ほったらかしでは、まずい、ごきな。』

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