第11話 修練
やることも終わったので、探索に行こうと思ったが
太陽の位置を見ると、正午を過ぎたあたりだった
探索には時間がかかるため
こんな中途半端な時間にやるのは危険だ
予定を変更しよう
他に、やることはないかと考えてみる
そういえば、俺
せっかく異世界に来たのに
魔法を使っていない
丁度時間もできたしやってみよう
前回練習した時は、
魔力を感じ、干渉することができたが
魔法を使うには至らなかった
でも、何かがつかめた感じがしたので
今回もその続きをやることにする
とはいってもできることは、瞑想し
魔力を動かしたり、感じたりして
遊ぶことぐらいだ
まあ、楽しいので問題はないが
それと、アナウンスを聞こえるようにしておこう
じゃないと進捗が分からない
じゃあ早速やっていこう
近くに座れるいい場所を探すと
そこに胡坐をかいた
川の近くにある巨大な石の上だ
目をつぶり呼吸を整え
魔力を探り、動かし始める
・・・
『瞑想Lv10に上昇しました
瞑想Lv10が没心Lv1に進化しました
魔力自覚Lv10 に上昇しました
魔力自覚Lv10 が魔力感知Lv1に進化しました
魔力干渉Lv10に上昇しました
魔力干渉Lv10が魔力誘導Lv1に進化しました
魔力耐性がLv6に上昇しました
魔力回復Lv1を獲得しました
魔力回復Lv4に上昇しました
集中Lv1を獲得しました
集中Lv5に上昇しました』
いろいろと新しいスキルを手に入れたり
既存のスキルが進化したりしたが
まだ魔法を使えそうな感じがしない
辺りは、もう夕焼けに染まってきたが
もう少し続けてみることにする
・・・
『没心Lv10に上昇しました
没心Lv10が明鏡止水Lv1に進化しました
魔力感知Lv10に上昇しました
魔力感知Lv10が魔力探知Lv1に進化しました
魔力誘導Lv10に上昇しました
魔力誘導Lv10が魔力操作Lv1に進化しました
魔力誘導Lv10に達したため
【魔術開放】が適応されました
条件が満たされたためステータスの
【能力開放】が解禁されました
魔力耐性Lv10に上昇しました
魔力耐性Lv10が魔力適応Lv1に進化しました
魔力適応Lv9に上昇しました
魔力回復Lv10に上昇しました
魔力回復Lv10が魔力再生Lv1に進化しました
魔力再生Lv9に上昇しました
集中Lv10に上昇しました
集中Lv10が没入Lv1に進化しました
没入Lv10に上昇しました
没入Lv10が精神統一Lv1に進化しました』
辺りが夕日に照らされている
・・・まず、
始めてからどのくらいたったのか
覚えていないが
状況を見るに一日たったのだろう
何故こんなことになっているかというと
楽しすぎたからだ
スキルレベルが上がるにつれて
どんどん集中できるようになり
操作もより精密に、より速く、なっていった
それがたまらなく楽しく感じて
辞め時が見つからなかった
今では何も考えていなくても
魔力が体を高速で循環している
しかし、こんなに時間がたっているとは
思わなかった
が、気にしてもしょうがない
別に体に異常があるわけでもないし
むしろ、魔力によって体が活性化されて
始める前よりも元気だ
とりあえず、ステータスを見てみよう
今回は普通のスキルと【能力開放】以外
変わっていないので
その二つのみでいいだろう
____________________
ー【スキル】
中級蹴術Lv5
初級蹴技Lv6
初級基礎能力強化Lv6
身体強化Lv5
探索Lv5
魔力循環Lv10(MAX)
new
魔力探知Lv1
魔力操作Lv1
魔力適応Lv9
魔力再生Lv9
精神統一Lv1
明鏡止水Lv1
【能力開放】 魔術
____________________
以上の通りだ、
いろいろ、様変わりしている
スキルの詳細を見ることはできないが
手に入れたときの感覚で
なんとなくわかったことを上げる
魔力探知
今まで体内の魔力しか
わからなかったが体外の魔力まで
感じることができるようになった
魔力操作
魔力誘導までは魔力を
ただ導いてるだけだったが
このスキルになると
操作を直接できるようになった
そのおかげで魔力を体外に
放出できるようになった
魔力適応
魔力を扱うときに
速く、細かく扱おうとすると
そのたびに、体の内側に痛みが
走っていたが
このスキルを手に入れると
それが軽減された
魔力再生
魔力を扱うと少しのロスが生じ
魔力がどんどん減っていくのだが
このスキルは
失った魔力を回復してくれるらしい
非常に便利だった
精神統一
集中スキルとは
比べ物にならないくらいに
物事に没頭できるようになった
明鏡止水
まるでほかの世界に入ってきたと
錯覚するくらい
自分の世界に入り込めるようになった
以上がスキルを手に入れたときに
感じたことだ
次に【能力開放】についてだ
これは説明を見ることができた
【能力開放】
何らかのスキルまたは種族特性として
能力が発現すると解禁される項目
俺が今回、開放されたのは
【魔術開放】なのだが
何らかの知識が必要なのか
技術が必要なのか
今の俺では使うことができなかった
なので、これだけ修行らしき何かを
やったのに
俺はいまだに魔法が使えていない
しかし、このままでは満足できない
もう、1日以上もやっているのだから
1日も2日も変わらないだろう
もう少し続けよう
そう決めたカイヤは姿勢を整え
ゆっくりと息を吐き
始めたての頃とは
比べ物にならないくらいの集中力で
再び、魔力を動かし始める
・・・
第11話の最終ステータス
_________________________
【名前】カイヤ
【年齢】18
【種族】人族【亜種】
【Lv】 62
【HP】 640 / 640
【MP】 970 / 970
ー【能力値】
【筋力】 840+6000
【魔力】 980+6000
【知力】 1010+6000
【幸運】 1000+1000
【防御力】 800+6000
【精密性】 780+6000
【敏捷性】 920+6000
ー【スキル】
中級蹴術Lv5
初級蹴技Lv6
初級基礎能力強化Lv6
身体強化Lv5
探索Lv5
魔力循環Lv10(max)
魔力探知Lv1(new)
魔力操作Lv1(new)
魔力適応Lv9(new)
魔力再生Lv9(new)
精神統一Lv1(new)
明鏡止水Lv1(new)
ー【ユニーク】
魔人Lv2
幸運
解放
異常進化
融合
分解
早熟Lv3
慧眼Lv1
大器
調教
掌握
教祖Lv1
作成Lv1
エリアス創造神の加護
運命神の寵愛
地球創造神の加護
【称号】亜種 進化の系譜 転移者 魔王 教祖 運命の覇者
【能力開放】 魔術
_________________________
・・豆知識・・
この世界では、修練による能力値の上昇がありません
あくまで修練では、ステータスの補正を抜いた
元の身体能力の向上がするため
ステータスには反映されないという認識だからです
まあ、だからといって修練をすれば
基礎の底上げになるので意味がないわけでは
ありませんが。
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