君が死ぬ事になったなら

暖川 一優

プロローグ

天使が 居た。


それは、純白の花嫁の様な、麗美な天使。

中性的かつ線の細い、優しそうな顔だちの男性である


天使は、悪魔を成敗する為、悪魔の潜れる現代へと、はばたいてゆく。ふぁら。さしゅ。羽の音が鳴る……。

天使の、お御足みあし直方体建築物へ置かれる。

羽と頭上のリングをしまい、悪魔を、探し、探し、探し、探し、、

『あそこ…』

無機質な、灰色の角張った直方体建築物は、天使の眼球には、黒い瘴気を放って映った。

天使は、ゆろりと動き始めた。風も、ゆろりと動いた。

静かに策略、静かに隠蔽いんぺい、静かに、始末&処理。

失敗は許されない。 ………………。。。。



朝日が、美しい朝だった。

新たな出会いが、始まりそうな、美しい朝だった。

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君が死ぬ事になったなら 暖川 一優 @KAKIWAOISHII

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