高潔な獣たちへ
404 not found
序文 小学校時代の回想
小さな頃から考えることが好きな子供でした。ずっとどこかをぼぉっと見てる感じの子供で、大人たちには不思議ちゃんなどと言われてからかわれていました。本文に入る前にそんな小学校の時の思い出話をします。
あれは小学校1年生の頃でしたかね。私の友達にL君という子がいたんですね。まあ友だちといっても特段仲がいいわけでは無くてたまに話す程度の関係でしたが。
それでそのL君は真面目な生徒だったのですがいじめられていました。
というのも夏休み明けに L君は図書室で犬の本を借りたんですよ。
君たちのいる社会だったら別に犬好きってだけで終わるんですが、僕らの社会ではそういう犬っぽいやつは「狗」っていって区別してるんですよね。別に病院に連れて行かれる訳では無いんですが、なんだか気持ち悪いし生産性も無いので区別しているみたいです。
そんな感じでL君はいじめられてたんですが、まあ人間の癖に犬が好きだなんていじめられてもしょうがないと思いますね。いじめる方にも問題はありますがいじめられる方にも問題はあるんですから。
高潔な獣たちへ 404 not found @Tukasa___
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。高潔な獣たちへの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます