王様は森の中で。

安田 景壹

第1話 呼ばれる。

      1

 その男は、この辺りでは見ない顔だった。薄汚れた茶色のローブに、フードを目深に被っている。アルドもこの都市に来てからそう日にちは経っていないが、エイミやザオルや他の人々と比べても、その男は異質だった。

 だから声をかけてみた。それだけの話だ。

『おやおや、珍しい。こんなところに剣士様がいるなんて』

 珍しい、だなんてそっちに言われたくはない。

『ちょっと時間があるのなら、この本を読んでいかないかい? 紙の本なんて今時貴重なんだけれど、きっと気に入ると思うんだ。これは不思議な絵本でね。こことは別の世界からやってきた男が、本の中に書いてあるお話の世界に囚われてしまったんだ。彼は今でも、この本の中で助けを求めているんだよ。剣士様、彼を助けてやってくれないか?』

 男の声は、口から出るのではなく、頭の中に直接響いて来るかのようだ。

 本の中の男? 一体何を言っているのだろう。

 だが、興味深くはある。何しろ当のアルドが時空を越えて未来にやって来ているのだ。

 もしかしたら……何か、フィーネを追う手がかりがあるかもしれない。

「ああ、わかった。見せてくれないか」

『素晴らしい。それではさっそく始めよう。見事囚われの男を救っておくれ』

 ページをめくる音がする。文字が目に飛び込んでくる。

『真っ黒な世界から、男は旅に出ました。故郷では誰も彼を認めず、詰るばかりだったのです。歩き続けた男はやがて見知らぬ森で、女の子と出会います』

 フードの男が朗読する声が聞こえる。

 何だか、頭がぼうっとしてきた。

『……幾日も森で彷徨った男は、ある日、白い世界から来たもう一人の人間に出会いました』

 そうして、お話は白い世界からやって来た者の話へと移る。

 始まりは酒場から。白い世界からやって来たもう一人の人間が、変わった飲み物を勧められる場面から始まる――……


 ※                 ※                ※


 曙光都市エルジオン・ガンマ地区。区画外れにあるバー。探索を終えたアルドは、いつものようにその店へと入っていった。

「いらっしゃいませ。おや、アルド。来てくれたのかい。どうしたんだ。ずいぶん疲れた顔をしているじゃないか」

 マスターがグラスを拭きながら声をかけてくる。

「ああ。今日も工業都市の探索に行っていて……」

 この未来世界に来てから、もう三か月ほどになっていた。

早くフィーネを見つけないといけないのに、その手がかりすらわからない。こちらで出来た新たな仲間と日に日に探索に出かけていても、心の中には常に妹の事がある。正直なところ、アルドは消耗していた。

「大変だな。しかし、そんな顔をしていたんじゃ大切なものを見落としてしまうぞ。ほら、これでも飲んで元気を出せ」

 マスターはそう言いながら、不思議な色の液体をグラスに注いで、アルドの前に差し出す。

「いや、オレ、まだ酒は……」

「はっはっは。わかっているさ。これは酒じゃない。今、ハンター達の間でも話題になっている滋養強壮ドリンクなんだ。ちょうどさっき仕入れたばかりでね。これはうちからのオゴリだ。遠慮せずに飲んでくれ」

 アルドはグラスの中の液体を見つめた。確かに、よく見れば少し美味しそうに見える。マスターは、にこにこと笑って、アルドがドリンクを口にするのを待っている。その様子はいつもと変わらない。マスターは、食事や飲み物を提供する店の店主にしては少しばかり髪が長く、額で真ん中分けにしている。

 ……いや。アルドの中で何かが告げている。

 何か。何か。いつもと違うような。マスターはこんな男だっただろうか? それに店もいつもより照明が暗いんじゃないか? こんな不気味な雰囲気だったか……?

 そもそも……いつも? 自分は〝いつ〟と比べて店の雰囲気が違うと思っているんだ?

「どうした。顔色が悪いぞ。危ない物じゃないんだ。グイっといけ。グイっと」

 言いながら、マスターは自らも同じドリンクをグラスに注ぎ、ひと息に飲み干す。

 ――何だか、疲労感が増している。マスターの言う通り、元気をつけたほうがいいかもしれない。

「いただきます」

 アルドはそう言ってグラスの中身に一気に喉へと流し込む。

「あ……」

 ――――不思議な匂いがする。咲き乱れた花々の香りのような、赤や黄色や青の木々が生い茂る森の中のような――――ここは――――一体――――――どこだ?―――――――――オレは―――――


※                  ※                ※


旅の途中、アルド一行は深い森に差し掛かった。森は広大で、木々は鬱蒼と生い茂り、手前からではとても中の様子を伺い知る事は出来ない。

「でっかい森だねえ。こんなところうっかり入ったら迷っちまいそうだ」

ミランダが頭を掻いた。

「そうですね。少し遠回りになりますが、迂回しましょう」

 ミーユの提案に、アルドは頷いた。

 先を急ぐが、ここで迷って時間をロスするわけにもいかない。迂回しよう。そう思って、踵を返しかけた。

「――助けて!」

 声が聞こえた。森の中から。子ども……女の子のようだ。

「ねえ、助けて! 誰か助けてよ!」

「どうした! 何があったんだ?」

 女の子の声は近いようだが、鬱蒼とした森の中では、人影は一見したくらいでは見当たらない。

「森の中から出られないの! 助けに来て!」

「ここからだと君の姿は見えない! どこにいるんだ!」

 森の中だよ! と少女の声が答える。

「イシス、何かわかるか?」

 甲冑姿のミーディアムは首を横に振った。

「いえ。残念ですが、何も。魔物ではなさそうな気がしますが」

「……一体、どうなってるんだ」

 声が聞こえる位置にいるというのに、少女らしい姿は見えない。少女のほうからも同じらしい。アルドと会話出来る位置にいながら、森の出口さえ見えないというのか。

 そもそも、森の外の人影が見えないというのに、何故少女は助けを求める声を上げたのか。誰でもいいから助けてほしいがために、声を上げ続けていた? いや、それならばアルドが森に近付く少し前からでも、その声は聞こえていたはずだろう。

(でも、この声は、まるでオレたちが森の前を通りかかるのを待っていたみたいに聞こえてきた……)

 妙だった。この声を上げているのは、本当に『少女』なのだろうか……?

 思わず剣の柄に手を伸ばす。もしかして……

「VOOOOOOOO!!」

 突然、魔獣の唸り声にも似た咆哮が森の中から轟いた。

「なっ……」

「きゃあああああああっ!!」

 少女の悲鳴。紛れもない。恐怖に染まった。

「くそっ!」

 咄嗟の判断で、アルドは森の中に飛び込んだ。

「あ、こら、アルド! 迂闊に飛び込むんじゃない!」

 ミランダが何か叫んでいたのが聞こえたが、アルドはすでにその声がはっきりと聞こえていなかった。それどころか、自分が動いているという感覚すらない。

 ――草むらをかき分ける音がした。草むらを蹴り飛ばすように駆ける。足に、草の先が当たる。

 音も、触感もあった。

 だが、景色がなかった。

「え?」

 目の前が真っ暗な闇である事に気付いた瞬間、アルドの意識は飛んだ。


 「――っ!?」

 野生の獣が不意打ちを受けるも瞬時に意識を標的に向けるように、アルドは飛び起きた。

 ひどく、汗をかいている。自分は眠っていたのか? 飛び起きたという事は倒れていたのか? 状況が整理出来ない。――森の中から声がした。それは覚えている――それから何があった。獣の声。少女の悲鳴。そう少女だ、彼女は一体――

「ここは……」

 日の光さえ届かないような鬱蒼とした森の中に入ったはずなのに、辺りの景色は一転して明るかった。とはいえ、森の中なのに変わりはない。大蛇のように曲がりくねった巨木がそこかしこにあって、まるで壁のようだった。

 すぐ後ろを振り返る。赤い樹皮の巨木が無造作に立ち並んでいたが、人が通れるような隙間はない。ましてや、森の外など見えようもない。アルドが飛び込んだはずの森の入り口に当たるような場所はなかった。

「皆は……ミーユ、ミランダ――」

 辺りには誰もいない。アルドだけだ。

「どうなってるんだ」

 上を見上げる。赤い樹皮の木々は天高くどこまでも伸びていて、その頂点は見えない。日の光らしいものは降り注いでいるが、花粉のような靄が上空で漂っていて、太陽そのものを見る事は出来ない。

「普通の森じゃない……」

 罠だ。直感的にそう思った。しかし、一体何のための?

「ふふふ……・」

 ころころと転がるような可愛らしい笑い声。しかし、どことなく嘲りを感じる。

「誰だ!?」

 気が付くと、倒れた赤い大木の上に少女らしい人影があった。らしい、というのはその人影はすぐに走り去ってしまったからだ。一瞬だけ見えたその姿。濃紺のスカートに銀髪。背丈も少し似ている。

「フィーネ?」

 いや違う。妹はあんな笑い方はしない。背格好は似ているが、違う。

「くっそ。化かされているのか、オレは」

 とにかく追うしかない。幸い、アルドなら十分乗り越えられる高さだ。

 倒れた木を乗り越えると、広大な森の中が一望出来た。ところどころ、壊れた建物や、大部分が破壊された神像のようなものがあちこちに点在している。

「まるで、街でもあったみたいだ……」

 アルドは一人ごちる。それから思わず頭を振った。今はこの森を見聞している場合ではない。

 森の中を見回すと、いた。少し先に、まるでアルドを待つかのように、手を後ろ手に組んだ少女の姿が。

「待て! そこを動くなよ!」

 あの子は、たぶん普通の人間じゃない。そんな事はわかっている。だが、手がかりはあの子しか持っていない。今はとにかく、彼女を追わなければ。

 アルドは大木を蹴って、地面に降りるや彼女に向かって走り出した。まるで影が本体に合わせて動くように、彼女も同時に走り出す。速くはない。走るスピードを上げる。

 だが、歩調は変わっていないにも関わらず、少女との距離は縮まらなかった。

「待て! 待つんだ! ここは一体何なんだ!?」

 少女は答えない。ただ、さっきと同じような意味深な笑い声が聞こえるだけだ。それが少女の口から聞こえるようにも、森の木々や、朽ちた壁、瓦礫から聞こえるようにも思えて、アルドの身に怖気が走る。

 気味が悪い。ここにいたってようやくアルドはこの森の違和感を言語化出来た。

 少女が曲がりくねった道を行く。咄嗟に、アルドは曲がる際に木々の樹皮を鎧でこすった。目印だ。この森は危険だ。だから、自分がどこを通ったのかは、把握できるようにしておいたほうがいい。本能的に、アルドはそうしていた。

 少女は、律儀にもアルドとの距離を保ったまま走り続けている。

ふと思いついた事があって、アルドは唐突に立ち止まった。

思った通り、それに合わせて少女の足も止まる。

ただし、背は向けたままだ。彼女の顔を見る事は出来ない。

一歩、後ろに下がって見る。

案の定、彼女も後ろに下がる。

アルドと彼女の距離は一定だ。それ以上近付く事も、離れる事もない。

「……なあ、そのままでいいから聞いてくれ」

 作戦を変えよう。追いつくのではなく、説得する。

「オレ、妹を追っているんだ。とんでもなく悪い奴らに攫われてしまって、一刻も早く助けなくちゃならない。だから、ここで迷っている暇はないんだ。頼む。オレをここから出してくれないか?」

 少女は答えない。笑い声が聞こえた気がする。いや、彼女は喋っていないのか? 耳の中にこびりついた笑い声が消えそうもない。囁くような大きさで、ずっと聞こえてくる。

「頼む! せめてどうやったら出られるのかを教えてくれ!」

 アルドは必死に叫ぶ。このまま不毛なやり取りを続けるわけにはいかない。何か、何かを聞き出さなければ。

「駄目だよ、お兄ちゃん。お茶会に遅れちゃう」

 不意に、しかしはっきりと少女が言った。

「……何だって?」

「お茶会は三時から。遅れちゃ駄目だよ。お客様を連れて来てね? それから玩具も忘れちゃ駄目」

 ひゅっ、とアルドの目の前に何かが落ちた。

 きらきらと輝くそれは、金の懐中時計だ。時計の針は二時三十分を指している。

 お茶会は三時から。

「なあ、おい。待ってくれ。一体どういう――」

「遅れちゃ駄目だよ。お兄ちゃん。続きはまた今度! 今が今度!」

 言うや、少女は走り出した。アルドは慌てて後を追う。

 が、少女の姿はどこにもなかった。巨大な森の中に出来た道は広く、遠くには花粉の靄がかかっていて見通せない。

 アルドは、懐中時計を拾う。

「お茶会は三時から……」

 あと三十分しかない。それに……

「お客様って……」

 どうしたらいい。アルドは途方に暮れた。

 その時だった。

「おおーい! 誰か、誰かいないか!」

 遠くのほうで声がした。少女が走り去ったのとは別の方向。たぶん、位置は近い。

「誰か! 誰か助けてくれ!」

 男の声だ。大人の男の声。

「……」

 しばし、じっと考える。

「また罠じゃないだろうな」

 声は、まだ続いている。

 疑っていても、しょうがないだろう。

「はあ。本当にもう……」

 ため息をついて、アルドは声のほうへと走り出す。


 その男は、かつては井戸があったらしい、円形の石積みの傍で、倒れた木に足を挟まれていた。この森の木にしては、小さい。

「……くっそ。誰か! 誰か助けてくれ!」

 アルドの接近に気付かないのか、男は叫び続ける。

「大丈夫ですか」

 少し警戒しながら、アルドは声をかける。

「おお、君! いいところに」

 男は足が挟まれている事を指差して示した。アルドは頷く。あれくらいの木なら、てこの原理を使えば動かせそうだ。

「ちょっと待っていてください。使えそうな物を持ってきます」

 辺りを探す。この辺りには、かつては民家があったようだ。かつては家の一部であったのであろう木材と瓦礫の一部を手に取り、男のところへ戻る。

「行きますよ、せーのっ!」

 てこを設置し、木材の先を倒木の隙間に入れる。木材の反対側を下方に倒すと、倒木が少し持ち上がった。

 すかさず、男が足を引き抜く。

「はあ、はあっ……」

「大丈夫ですか? 足は?」

「あ、ああ。ありがとう。少し痛むが、休めば大丈夫だろう」

 男はそう言って額の汗を拭う.

まるで舞踏会にでも出るような、燕尾服に似た不思議な恰好をした男だった。長い黒髪をちょうど額で分けている。

「あなたは、どうしてここに?」

「仕事だったんだ。私は考古学をやっている絵本作家でね。新作のために写生に来ていたんだが、女の子の声がして……」

「女の子……。助けてって声ですか」

「ああ、そうだ。それでつい森の中に入ってしまったんだ。もう何時間、いやたぶんもう何日も歩き回っていた。ここは日の光が一定で、時間経過がわからないから……」

 言いながら、男は傍に落ちていた紙の束と画板を拾い、鞄に仕舞う。

「ああ、自己紹介が遅れたな。私は、ルイス。ルイス・ウィリアム・レイジロー・キャロル。君は?」

「アルド、です」

「アルド君。助けてくれてありがとう」

 えらく長ったらしい名前のルイスという男は、そう言って右手を差し出した。アルドは警戒しつつも、その手を握り返す。

「君も、あの女の子の声に誘い込まれたクチかい?」

「ええ。彼女は助けを求めていました。それから悲鳴がして……」

 アルドは事の顛末をルイスに話した。

「ふむ。私の時とおおむね似ているな」

 ルイスは考え込むように言った。

「アルド君。会ったばかりで恐縮だが、協力してくれないか。一緒にこの森を出よう。どうやらここは、通りかかった人間を誘い込む魔性の森らしい」

 アルドは無言で頷いた。

 脱出するなら、協力者は多いほうがいい。

「それで、ほかに君が知っている事は? 何か見なかったかな」

「女の子を……。あの青い服の女の子に会いませんでしたか?」

 ルイスは思い当たるフシがあるように片眉を上げてみせた。

「ああ、私も会った。お茶会がどうとか……」

「そう! お茶会です。三時からで、遅れちゃ駄目って」

 アルドは懐中時計を見せた。

 五分経過していて、今は二時三十五分だ。

「この時計は、その女の子が?」

「ええ。何て言うか、話している最中に空から降ってきたんです」

「私の時とは違うな。私はこれを渡された」

 そう言って、ルイスが取り出したのは、奇妙な絵札だった。赤と黒の二種類のカードがあり、それぞれ数字や模様が書いてある。

「何ですか、これ……?」

「何って……トランプさ。見た事ないのかい、君」

 ルイスは奇妙な物でも見るような目で、アルドを見る。

「トランプ……?」

「ゲームに使うカードだよ。……ていうか、よく見たら君、おかしな恰好をしているな。鎧に……剣? まるで中世の騎士だ」

 よくわからない事を言うルイス。アルドはついていけなかった。

「いや……今はいい。失礼な事言って悪かったね。どうも私は衝撃的な事があると思考をそのまま口走ってしまうんだよ。許してくれ」

「ええ、いや……」

 何と答えたものか。アルドが返答に迷った時だった。

 ――ガサガサ。ガサガサガサ。

  ふと物音と、何かが動く気配を感じて、アルドは振り返った。

 背後に迫っていたのは、異形の影だった。

 人型だ。ただし、人間ではない。魔獣とも違うようだった。

この森の木々と同じく、赤い樹皮を持ち、人間と同じように両手両足がある。何よりその頭は、緑色の葉を持つ枝が生い茂っている。

「ツリーマン!」

 ルイスが叫んだ。

「知っているんですか!」

「伝承にある怪物だよ。かつてこの地で滅んだとされる王族たちの魂。それが変じた者だ」

 滅んだ王族? わけがわからない。

 ルイス。この男は一体何を知っているのか。

「こいつら、危険は?」

「ある。ツリーマンは生者を憎んでいて、自分達と同じ木で出来た人間にしようとする」

 ごくり、と唾を飲むルイス。

「捕まったらおしまいだ」

「わかりました」

 アルドは剣を抜いた。

 相対するツリーマンは三体。

「ここはオレが何とかします。その代わり、あとで知っている事を話してください。ルイスさん」

「ああ……」

 あとずさりながら、ルイスは頷く。

「よし」

 アルドが剣を構えると、それに合わせるように三体のツリーマンが躍りかかって来た。


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