第96話- 嗤う貌 1

あの子のスマイルはとても素敵

だから私も鏡に向かって笑顔の練習

絶対私の方が可愛くなってみせる

だけど並ぶとやっぱり負けてる

もう嗤う貌なんか見たくない

笑顔の練習本を手にとって開くと何処を開いても嗤う、嗤う

いつの間にか普通に笑顔ができなくなってしまった、顔が変わって。

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