第14話。 ビロード
深い緑から明るい黄緑へ
しっとりした落ち着いた色合い
少しつめたくて滑らかなビロードのような手触り
このドレスは特注だから、そう言って軽やかにターンを決める。
こっちに来て
一歩近づきドレスの裾に包まれた僕は君の手を掴めないまま
真っ直ぐ深い穴の中に引き込まれていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます