第1章

第1話 

あれから3年が経った。


どうやら俺は生まれ変わったらしい。


名前は、クレハ・アルトリア。

アルトリア帝国 第1皇女。


まさかのお姫様だった。


なんでなんだ!?


おい!!

普通そこは皇子にしろよ!!!




もういいや。

とりあえず今分かってることは、

1 俺は転生した。

2 女になっていた。

3 第1皇女である。

            etc....


うん。全然わかってねぇな。


「クレハ様。ご夕食の時間です」

「分かった。すぐ行く」


とりあえず飯食いながら考えるか。




ダイニングにつくと、父と母、そして妹がいた。

順番に、ガリウス、マリア、リリアだ。

「クレハ、急ぎなさい。早くしないと父上にお肉取られますわよ」


なぬっ。


ならば

「奪い返す!!!!」

「甘いわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」


奪えなかった。

グスッ。


「パパ、嫌い!!!!」

「グハッ!!!!」


フッ。

奪ったぜ。

もぐもぐもぐ

旨い!


「クレハ、お肉全部あげるから嫌いにならないで!!!」

!?

「わぁーい!!パパだーい好き!!!!」







そうこうして、年月は過ぎていき俺は10歳になった。


明日は、祝福の儀だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る