第27話 充実してるかも
まだ夏休み中。お仕事も順調にこなしている。宿題もあるけど、小1の宿題はそんなに無いのでもう殆ど終わらせた。残っているのは絵日記だけ、その絵日記に苦戦している。何故ならば、どんなお仕事をしたとかは守秘義務があって言えないからだ。だから仕事以外の事を日記に書かないと行けない。何も書くことが無いんだけど。
仕方ないから超能力の未来予知を使って未来絵日記を作っている。一日一回未来予知した内容を絵日記に書いているのだ。でも大した事件とかは今の所予知していない。身近なところだと投児が野球大会で大活躍するとか、ミヤビちゃんが華道の大会で優勝したりしてた。他は同じ白聖の生徒っぽい人が何人か活躍したり軽い怪我で試合に出られなかったりしてた。
超能力はとても便利で、お仕事にはテレパシーが大活躍してくれる。説明が曖昧な監督の理想を読み取って、その通りの演技をすることが出来るからリテイクが0になった。他にもボクを妬んでいる役者やタレントさんと距離を取ってトラブル回避にも役立っている。悪意がある人は自然と分かるようになったよ。
まぁそのせいで新マネージャーの雪子さんがロリコンお姉さんだと知ってしまったけれどね。でも、嫌われているわけじゃないから放置してる。直接的な害は・・・今のところ無いかな。ただ雪子さんの煩悩がダダ漏れで、雪子さんの脳内でボクがドエロい目に遭っている。元男で女性経験も無いので妄想の生々しいエロはボクには刺激が強すぎるのです。おかげでどうすれば女の子が気持ちよくなるのかの知識を得てしまいました。良すぎる記憶力のせいで忘れることも出来ません。
毎日お仕事はあるけど、1日1件くらいなのでプライベートな時間もちゃんとある。午後からのお仕事なら、午前中にタイチやミヤビちゃんと遊んだり図書館で新たな知識を得たりしている。ゲームにも手を出したいけど、ゲームは時間が溶けるからね。一応、買うだけは買ってるんだよ、大人になってからだと入手困難になってたりするからね。前回の死ぬ前には所謂レトロゲームと言われるソフトは殆どショップには無くなり、中にはプレミア価格になって入手困難になってたんだ。
短時間でも遊べる格闘ゲームとかパズルゲームや音ゲーなんかは手を出しても良いかもしれない。前回のボクでは難しいゲームだったけど、ハイスペになった今のボクなら楽しめるかもしれない。
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