師匠にはまるで未来が見えているかのようですね。楽しすぎる修行の日々に別れを告げて歩き出すことのできたケンちゃんを尊敬します。いい大人の私ですが、ダダ捏ねそうだなと思ってしまいました。ヤダヤダ帰りたくないここで雇ってよーくらい言うかもしれない(笑) 少年漫画などでもよく別れのシーンに出会しますが、ケンちゃんや彼らには、まずあれを乗り越えられる強さかついていること(または備わっていること)に気付かされました。ずっと楽しいだけじゃダメなんですよね。別れた先で切り開く未来が、もっと楽しい人生に繋がっていると……。
笑ってばかりでしたし、ラストのウキーッは初読みでもないのにふきだしましたが、この回は涙腺をグリグリされました。
作者からの返信
この伊豆での経験はケンの一生の宝になるはずです。
師匠の導きによって初めて何かを成し遂げたわけですから。
しかし巣立ちの時期は否応なくやってきます。
そして師匠はケンの予想以上の成長を喜んでいます。
同時に学校生活がうまく行かないことも予想しています。
あれこれ言ってもわからないので、若い内に失敗を味わってほしいと思っている師匠です。
尊敬する人や好きな人の仕草、いつのまにかマネていたりすることってあります。
色々あったけどケンと石松は親友になりました。
この作品の続きを書くとしたら、彼らを再会させたいです。
あたたかい応援コメントをありがとうございました。
ケンくん、前回の卒業試験では師匠より遅く道場入りしてましたね。今回は前もって精神統一。気合いからして違いました。
師匠とのシーンは読んでいて楽しかったので終わるのは残念ですが、修行を経て強くなったケンくんがどんな学校生活を送るのかも気になります。
作者からの返信
先んずれば人を制すという言葉通り、孫子では戦場に早く陣を敷いて敵を待ち構えるのを良しとしたそうです。
その逆をやったのが宮本武蔵。
道場入りの違いに気づいてくださり嬉しいです。
ケンはまだ武蔵ではないので遅れるのは駄目です。
弟子はいつか巣立つのが世の常。
ヤイト拳を引っさげたケン、どんな活躍をするのかご期待ください。
応援コメントをありがとうございました。
なみさとしさし様
遂に題名の『ヤイト拳』が誕生しましたね。でも、瞬間的な力はあるけれど長時間続かずリスクも大きい。これをどうやって克服していくのか楽しみです。
次は学校での出来事になりそうですね。強さを手に入れたケン君が、また新しい成長を見せていくのだろうなと楽しみです。
作者からの返信
ちょうど今、学校篇を書いている最中でした。
今週中には、いや来週中には完成させてupするつもりです。
コンプレックスをこじらせた者が短期間でスーパーパワーを手にしたら……。
それはハッピーエンドではなく悲劇の始まりです。
なので学校編の第二幕は書いていて少しツラかったけどその展開ももうすぐ終わります。
とにかくやるしかありません。
応援コメントをありがとうございました。
合谷のツボ、腹痛、歯痛、肩凝り痛にいいと聞きますが、
本来は違うのかしら?
ヤイト拳誕生ですね!
作者からの返信
合谷は大腸経という経絡に属します。足の陽明胃経につながっているので消化器系の症状はだいたいこれで事足りるかと。
また大腸経の流注(るちゅう、すなわち体のどこを通っているか)は手から上って肩を通り下の歯を通り鼻の穴の横の迎香に至ります。
そんなわけでして、肩こりにも効きます。
歯痛も効きますが下の歯限定です。ここはよく試験に出ました。
上の歯痛には足三里がおすすめです。
手の甲は服を脱がす手間がないので重宝します。
プロほど、使う経穴は少なくなっていきます。
一をもって万を制するのが理想と教わりましたがなかなか難しいです。
ヤイト拳、もっと早く登場させようかと迷いましたがこのタイミングに。
でもこれで良かったかも知れません。
編集済
命名ヤイト拳! 前回、八井戸という名字はという話を書こうとした時に「ヤイト」と打ってみて『灸』に変換されたので、もしやこれは伏線だろうか、などとニヤニヤしておりました。でも、関西でだけなんですね。それは全然知らなかったです。
でも、こういったことを知った瞬間って、やっぱりニヤッとなっちゃいます(*´艸`*)
さて、学校に戻ったケンはどんな風に振る舞い、どんな事が起こるのか、楽しみですね。叔父さんの言葉の意味も。
追記
おおおー! 鍼灸の世界、奥が深い! めちゃくちゃ面白いじゃないですか。支障の名前まで、考え抜かれたネーミングだったんですね。ナルホドです!
執筆って大変ですよね。ゆっくりじっくり、コトコト煮込んでくださいませ(๑´ڡ`๑)
作者からの返信
ああっ蒼翠さまっ!!
全然気が付かず助かりました。
とにかく感謝です。
一太郎なんかだとそういう誤字脱字をチェックしてくれる機能が付いているようなのですが、僕はカクヨムに直接打ち込んでいます。
拳と券。
エライ違いです。
かつて時代劇の必殺仕業人に“やいとや又右衛門”なる鍼灸師が登場します。
や(焼)きと(処)の音変化だとgoo辞書が教えてくれました。
ちなみに師匠はお灸を据える人なので八井戸陶彦(すえひこ)という実に安直なネーミング。
さて、生まれ変わったケンですが。
叔父さんの懸念どおりになってしまうのでしょうか。
もっとも若いうちはどんどん失敗しろくらいは思っている師匠です。
明日の投稿でストックが尽きます。
現在、第二幕を執筆中ですが第一話の下書きもできていません。
次の再開は未定です。
中途半端ですみません。
編集済
>学校に行けばわかる。そして感じるだろう。クラスメイト、いや先生ですらバカに思える。規則やルールに従う意味が見いだせなくなる。学校という世界が小さく思えて窮屈でしょうがなくなる
ほとんどの子供にとっては、学校と家が世界の全てだと思います。小さい時分に学校だけが全てでないという世界の広さを知ることは大事ですが、学校で馴染みづらくなるという欠点もあるのかもしれません。
でも学校があまり楽しくなかったケンにとっては救いかもしれませんね。
作者からの返信
まず、雪世さまの予想が当たりました。
ケンはお灸でパワーアップして卒業試験に挑み見事合格。
昨日、当てられた時はドキッとしました。
大いなる力を身に付け、ヤイト拳を引っさげて登校するケン。
果たして上手くやっていけるのでしょうか?
強くはなったけど……。
その辺りは第二幕でのテーマにもなります。
だけど第二幕が全然進んでいない有様。
明日投稿したらしばらくお休みです。
誠に申し訳ございません。
>山ザルと一緒に野山を駆け回れるなんて普通はムリだ。
う~ん、でも私も小学校の頃なら、こんな生活送って
みたかったですね。こういう原始的な勢いというか、人間だって
元は猿の一種だったのでしょうから、その根源のどこかに、
野山を自由に駆け巡りたいという憧憬が必ずあると感じます。
それにしても、石松君のその後が気になりますね!
作者からの返信
最近はアニメでも釣りやキャンプ、山登りなどアウトドアをテーマにした作品が大人気です。
死ぬ危険があっても原始的な趣味やスポーツに惹かれる気持ち、わかるような気がします。
僕自身も自由に野山をサルのように駆け巡りたいのでその気持をケンに託しました。
スマホのゲーム、塾、スポーツチームでのレギュラー争い。
今の小学生にはそういったものをかなぐり捨てて、心のまま自然に触れてほしいです。
実は石松のその後はぼんやりと考えています。
もはやケンの師匠であり親友でもある石松。
家で飼いたいと両親にお願いして断られるやり取りはカットしました。
ヤイト拳誕生ですね!
確かに使い方は難しいですが、今後どんなシチュエーションで発動するか楽しみです!
しかし、これで修行も終わりかと思うと寂しい……
作者からの返信
ようやく、ようやく誕生です。
もっと早くヤイト拳を登場させるべきか迷いましたが、これでよかったのかも。
ご指摘の通りヤイト拳発動の条件はかなり面倒です。
もっともノーマル状態のケンでも修行のおかげで体力、瞬発力、格闘センスはかなりのものになっています。
この夏休みでの修業の日々。
ケンは目覚ましい成長をとげました。
もうグチグチと不満を言うだけの人生は終わりました。
師匠がいなくともこれからも修行を怠らずに精進していくことでしょう。
本タイトルの回収ですね。インスタントのお灸は常備しておかなくてはならないのが、ポイントになりそうですね。3分しか効果が得られないのは、ウルトラマンやカップ麺並みですが、3分あれば十分かと?今後に期待です。(*^-^*)
作者からの返信
一見便利な機能にも副作用は必ずあります。
ヤイト拳って使い勝手が悪いんです。
でももし、上手くハマればイケるかも。
どうぞこれからの展開にご期待ください。
コメントをありがとうございました。