ダメスキル【自動機能】が覚醒しました〜あれ、ギルドスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?

LA軍@多数書籍化(呪具師100万部!)

第1話「ダメスキル扱いの【自動機能】」

カクヨムコンテストに、

※『のろま『タンク』と言われ馬鹿にされた「重戦士」───防御力をMAXにしたら「重戦車」(ティーガーⅠ)に進化した』を投稿中!


https://kakuyomu.jp/works/1177354054892378214


『☆☆☆』と『フォロー』ください!(ド直球)




 ─── ↓ 本編です↓ ───




 町からほど近い狩場。

 『霧の森』の入り口付近で、ひとりの冒険者が剣を振るっていた。


「げぎゃあぁああ!」

「こるるっるる!!」


 雄たけびを上げて襲い掛かるゴブリンとコボルト。

 それをフットワークを生かして躱し、


 スパンッ────!


 一瞬で懐に飛び込み、大ぶりな一撃で二体をまとめて切り伏せる。


「ふぅ……」


「ぎぃ、ぎぃい?!」

「こわっぁああ!」


 すでに十体以上の死体が転がる凄惨な現場で、さすがにゴブリンたちも不利を悟ったらしい。

 20体を超える数で襲い掛かってきたはずが、あっという間に残すところ5体になる。


「もう来ないのか? なら、」


 ダンッ!


「──こっちから行くぞ!」


「ぎゃぁ?!」

「こいつっ?!」


 勝ち目がないと思ったのか、ゴブリンが手下として飼っているコボルトの背を押しクラウスに突き出すと、自分だけはスタコラと闘争を始めた。


「逃がすものかッ!」


 一気に肉薄する冒険者──クラウスは、剣の切っ先をコボルトに突き出すと、一撃で仕留める。

 そのまま返す刀で残るコボルトを撫で切ると、奴らの得物である粗末な槍を手にして、逃走するゴブリン目掛けて投擲した。


「ぎゃあああ!」


 狙いたがわず命中した槍がゴブリンを地面に縫い留める。

 下級冒険者とも思えないほどの腕前だが、腐っても冒険者をして3年にもなる。腕前だって上がるというもの。


「仲間を見捨てた時点でお前の負けだよ」


 ザンッ!!


 槍に貫かれジタバタと暴れるゴブリンの首を落とし、討伐証明の耳を回収した。

 その足で、殲滅した現場を回り討伐証明を回収していく。


「よしよし、今日の稼ぎは十分だぞ」



 ~ドロップ品(討伐証明)~


 ゴブリンリーダーの耳×1

 ゴブリンの耳×5

 コボルトの牙×15



 ~ドロップ品(装備品)~ 


 粗末な短剣×1

 粗末な棍棒×3

 粗末な短槍×12

 


 ~ドロップ品(魔石)~


 魔石(小)×3

 赤の魔石(小)×1



「お、これは珍しいな──色付きか」


 ゴブリンリーダーを解体していると、彼らの核から淡い赤色の小さな小石が出てきた。


「一個でも取れれば御の字だからなー。この魔石は高く売れそうだ」


 魔石はモンスターがダンジョンやフィールドの魔素を溜め込むと、稀に体内に形成することがあるという。

 原理は不明だが、これを砕くと魔素が放出され経験値が獲得できるうえ、一定量を人間が体内に取り込むとレベルアップするのだ。


 また、魔法アイテム製造にも使われるため、高値で取引される。

 特に色付きなら価値は倍以上にも膨れ上がる。


「色なしはいつも通り、っと」


 パキッ!!


 軽い音を立ててショートソードの柄尻で魔石を砕くと、淡い光とともに魔素が体内に取り込まれていく。

 その瞬間────。



 ブゥン……!



 空気の震えるような音とともに、ステータス画面が中空に表れる。


「あ……」


 ※ ※ ※

 

 クラウス・ノルドールのレベルが上昇しましたレベルアップ


 ※ ※ ※


「久しぶりのレベルアップ!! よかったー……もう頭打ちかと思った」


 3年以上冒険者を続けてきて、下級冒険者御用達のダンジョンやフィールドばかり回っているクラウスは久しぶりのレベルアップに喜びよりも安どしていた。



「さて……上昇値は──」


 ──ステータスオープン!



 ブゥン……!



 ※ ※ ※

レベル:11(UP!)

名 前:クラウス・ノルドール


スキル:【自動機能オートモード】Lv2

Lv1⇒自動帰還

Lv2⇒自動移動

Lv3⇒????


● クラウスの能力値


体 力: 135(UP!)

筋 力:  76(UP!)

防御力:  54(UP!)

魔 力:  36(UP!)

敏 捷:  71(UP!)

抵抗力:  22(UP!)


残ステータスポイント「+19」(UP!)


スロット1:剣技Lv2(UP!)

スロット2:気配探知Lv1

スロット3:下級魔法Lv1

スロット4:自動帰還

スロット5:自動移動

スロット6:な し

スロット7:な し


● 称号「なし」


 ※ ※ ※


スキル【自動機能】


能力:SPを使用することで、自動的に行動する。


Lv1自動帰還は、ダンジョン、フィールドから必ず自動的に帰還できる。

Lv2自動移動は、ダンジョン、フィールド、街などの一度行った場所まで必ず自動的に移動できる。


 ※ ※ ※



(……よかった。ようやくレベル10の壁を突破できた)


 身体ステータスも少し上昇し、狩りがやりやすくなるだろう。

 それに、コモンスキルである剣技がアップしているのが地味にうれしい。


 なんとなく手にしたショートソードが馴染むような感触がある。


「だけど……」


 ──やっぱり低い……。


 3年間も冒険者をやってきて、ようやくLv11で、ステータスもなんとか3桁に上がるものが出え来た程度。

「これじゃあ、同期の連中にもどんどん追い抜かれるわけだよ──」


 冒険者を始めていれば、順当に行くものならとっくにレベルが50を超えていてもおかしくはない。

 才能があるものならもっと先まで進んでいるはずだ。


「まぁ、他人と比べてもしょうがないよな」


 英雄と呼ばれるような上級の冒険者は若くして、有能なスキルを手にし魔王との最前線で活躍するものもいるというが、そんな化け物みたいな連中と肩を並べること自体そもそもおかしな話だ。


「だけど、そろそろ下級冒険者の狩場からは実入りが少なくなってきたし──」


 レベルが上がるにつれて、雑魚の魔物を倒してもらえる経験値が少なくなる。

 最近ではクラウスも、いくらコボルトやゴブリンを倒してもレベルが上がることはなく、魔石を砕いて何とか経験値を得ている状態だ。


「もっと奥に行けば多少は魔物のレベルも上がって経験値ももらえるんだけどなー……。あるいはフィールドボスを仕留めるのも一つの手だけど」


 剣を手に、「霧の森」の入り口とフィールドの奥を交互に見つめるクラウス。


 ゴブリンとコボルトをあっさり倒す実力があるなら森の奥へ進めばいいのにと思うかもしれない。

 だが、事はそう簡単な話ではない。


 フィールドやダンジョンにはボスがいて、そいつを倒すことで一定期間フィールド内は無力化される。

 魔物が沸きだすこともなくなり、正常な森に戻るというが、それはつまり狩場の消滅を意味する。


 腕っぷしが下級冒険者程度のクラウスでは、霧の森が一番稼げる狩場なのだ。

 もしここがしばらく使えなくなると、効率の悪い狩場まで遠征しなければならない。


「だけど…………」


 チラリとステータス画面を確認すると、残ステータスポイントが+19と表示されている。

 このポイントがあと「+1」入手できると、スキル【自動機能】のランクアップが可能なのだ。


「んー……。ちょうど色付き魔石を手に入れたかなら。いまのところ稼ぎは十分だし──────よし! ボスを倒すか」


 クラウスは懐具合を確認しながら、せっかくのレベルアップの機会を逃すことなくボスを仕留めるべく『霧の森』の奥へと向かう。



 家で待つ義理の妹に、ピーピーと文句を言われそうだが、しばらく切り詰めれば色付き魔石の稼ぎだけで充分食いつなげるはずだ。

 メニューが貧弱になっても、レベルアップはできるときにしておきたい。

 ボスを倒せばもれなく「魔石」が手に入ることは冒険者なら周知の事実だ。





 さぁ、今日の俺は一味違うぞ。

 クラウスは意気揚々と『霧の森』の奥に棲息するボス、ゴブリンの上位種「ホブゴブリン」を倒しに向かうのだった。




 霧を破っておくに行くにつれ、ゴブリンの体臭がきつくなり始めてきた。

 連中の攻撃も激しさを増し、強化された武器を持った中級種も混じり始める。


「たぁ!」


 しかし、危なげなくその攻撃を凌いでいくとクラウスはようやく奥に到達した。

 コモンスキルの剣技がLv2になったことで以前に挑戦した時以上の速度で攻略できているので、危機感はそれほどない。


「さぁ、さっさと仕留めて帰るぞ」


 『霧の森』のホブゴブリンは食い散らかした白骨死体の山の上に鎮座していた。

 剣をぶら下げてやってきたクラウスをチラリと薄目を開けて確認すると、ノッソリと起きだし、巨大な棍棒を構える。


 奴の棍棒の一撃は強力で、軽装の冒険者なら一撃で即死する攻撃を繰り出してくる。

 だが、行ってみればその棍棒の一撃だけが脅威なのであって、その対処さえしっかりとできればそれほど強い魔物でもない。


 クラウスも冒険者歴が長いので、何度がパーティを組んで挑戦したこともある。

 だから、戦うのは一度ではなかったので恐怖を感じることはなかった。


 そして、本日は剣技が上昇したこともあり、易々と戦うことができた。


「──これで……終わりだぁああ!」


 戦闘開始から数分。

 すでに切り傷だらけで動きの鈍くなったホブゴブリンが最後の一撃をばかりに渾身の一撃を放ってきたが、それを最低限の動きで交わしたクラウスは、カウンターとして突きを繰り出し、ホブゴブリンの心臓を貫いた。


 そうして、無傷でボス戦を終えると、果たして予想通りに少し大きめの「魔石」を入手した。


 ~ドロップ品(討伐証明)~


 ホブゴブリン耳×1



 ~ドロップ品(装備品)~ 


 粗削りな棍棒×1

 


 ~ドロップ品(魔石)~


 魔石(やや小)×1




 ありがたい……。

 ホブゴブリンをソロで倒した経験値と、大きめの魔石を砕いて得た経験値のおかげで、クラウスは本日二度目のレベルアップを果たす。



「すごい……力がみなぎってくる!」




 ──ステータスオープン!



 ブゥン……!



 ※ ※ ※

レベル:12(UP!)

名 前:クラウス・ノルドール


スキル:【自動機能オートモード】Lv2

Lv1⇒自動帰還

Lv2⇒自動移動

Lv3⇒????


● クラウスの能力値


体 力: 142(UP!)

筋 力:  81(UP!)

防御力:  57(UP!)

魔 力:  38(UP!)

敏 捷:  80(UP!)

抵抗力:  23(UP!)


残ステータスポイント「+22」(UP!)


スロット1:剣技Lv2

スロット2:気配探知Lv1

スロット3:下級魔法Lv1

スロット4:自動帰還

スロット5:自動移動

スロット6:な し

スロット7:な し


● 称号「なし」


 ※ ※ ※


スキル【自動機能】


能力:SPを使用することで、自動的に行動する。


Lv1自動帰還は、ダンジョン、フィールドから必ず自動的に帰還できる。

Lv2自動移動は、ダンジョン、フィールド、街などの一度行った場所まで必ず自動的に移動できる。


 ※ ※ ※



 よし!!


「よし! よし! よぉぉおおし!!」


 クラウスは正常化されていく『霧の森』の奥地で一人ガッツポーズを決めている。

 3年かかってようやくスキル【自動機能】のランクアップが可能になったのだ。


 最初に【自動機能】をランクアップしたのが遠い昔のようだ。

 その時は、スニークスキル【自動機能】への期待感で一杯だったものだ。


 教会でスキル診断を受けたときの周囲の動揺を思い出す。


「あの時は随分持て囃されたっけ……」


 ありふれたスキルのあふれる中で、一人教会の中で異彩を放っていたクラウス。

 ユニークスキルを発現すること自体珍しいため、領主を含め、教会のスキル授与に訪れていたものから次々に祝福の言葉を貰った。


 大都市の冒険者ギルドや王都の騎士団やからもスカウトが来ていたりして、期待感から様々な誘いの言葉を受けた。

 だが、そのユニークスキルの実態は微妙なものだったと言わざるを得ない……。


 ユニークスキルには必ずしも有用なものばかりとは言い難く、

 【自動機能】も使用してみてのガッカリ感から、そうそうに外れスキルのレッテルを貼られてしまった。



 あの時のスカウトや領主の顔と言ったら…………。


「くそッ」


 思い出したくもない過去だ。

 嘲笑とともに後ろ指をさされる日々。


 ありふれたスキルしか発現しなかったものの、冒険者や商人、職人として次々に成功を収めていった同期が思い出される。


 だから連中に証明してやりたかったのだ。

 ……ユニークスキルを貰ったことは無駄じゃなかったって──。


 そのために、冒険者稼業を選んだ。

 近しいものや義理の妹は、口々に町で暮らすことを進めてきたがクラウスは頑として跳ね除けた。

 確かに、使い方によっては【自動機能】は街で暮らす上でそこそこ使えたかもしれない。


 安寧を得ることができたかもしれない────……。


 だけど!

「俺が、一番ユニークスキルを使えるんだ……」


 クラウスは万感の思いを込めて残ステータスポイント「+22」のうち「20ポイント」をランクアップにつぎ込む。


 自動帰還……。

 自動移動…………。


 それぞれ、ただ家に帰れて、ただ一度言った目的に行けるだけ。

 それも自動で移動するとはいえ、瞬間移動できるわけでもなく、使用した瞬間意識が飛び、気が付けば目的を遂げているというだけだ。


 もちろん時間も経過している。

 本当に自動で、移動ができるだけのスキルなのだ。



「それでも──────……!」



 貴重なスキルポイントをコモンスキルやステータスにつぎ込んだ方が冒険者としては正しいのかもしれない。

 剣技を上昇させたり、筋力や敏捷を鍛えて冒険者に特化してもいいだろう。


 新たなコモンスキルを取るという手もある。

 あるけど────……。





 ブゥン……。


 ──ステータスオープン!


 すぅぅ。

(……ステータスポイントの使用! 【自動機能オートモード】のランクアップ!!)



 ※ ※ ※

レベル:12

名 前:クラウス・ノルドール


スキル:【自動機能オートモード】Lv3(UP!)

Lv1⇒自動帰還

Lv2⇒自動移動

Lv3⇒自動資源採取(NEW!)

Lv4⇒????


● クラウスの能力値


体 力: 142

筋 力:  81

防御力:  57

魔 力:  38

敏 捷:  80

抵抗力:  23


残ステータスポイント「+2」(DOWN!)


※ ※ ※



「じ、自動資源採取……??」


 新たなスキルの発言に戸惑うクラウス。

 おそらく、新しい自動機能だとは思っていたが、これは予想外だった。


 しかし、それはクラウスの予想を割る意味で裏切るものだった。


「──……ま、まさか、自動で資源を採取するだけ?」


 冒険者の仕事には、魔物退治や護衛の他にも薬草採取などの仕事がある。

 クラウスも戦えるようになるまでは採取クエストばかりしていたものだ。今だって、『霧の森』に生息する薬草をついでに採取するため、採取クエストを重複で受けているほどだ。


 だけど、



 ※ ※ ※


スキル【自動機能】


能力:SPを使用することで、自動的に行動する。


Lv1自動帰還は、ダンジョン、フィールドから必ず自動的に帰還できる。

Lv2自動移動は、ダンジョン、フィールド、街などの一度行った場所まで必ず自動的に移動できる。

Lv3自動資源採取は、一度採取した資源を、必ず自動的に採取できる。


 ※ ※ ※



「こ、これだけかよ……?」


 ガクリと膝をついて項垂れるクラウス。

 せっかく長年ためにためたスキルポイントを使用したというのに、得られたスキルはクラウスが欲するものではなかった。


 もっと、劇的な変化が訪れるかもしれないとひそかに期待していただけにその落胆は大きい。


「ふ……」


 ふふふふ…………。


「あははははは…………!」


 そうだよな……。

 ──世の中そんなに甘くないよな。


「期待するだけ、損をするってか────古人はうまいこと言うよな」


 自動で傷が回復するとか、

 自動で経験値を得るとか……。


 都合のいい期待ばかりしていた自分が馬鹿のようだった。


「……はぁ、大人しく薬草でも採取してろってことかな」


 自動できる分、地味な薬草採取などの単純作業にはある意味役立つかもしれない。

 もっとも、時間がかかるのは同じなので、意識が飛んで自動で採取している分、人生が早く過ぎていくような気がしてあまり積極的に使いたいとは思えない。


 結局、これまでの自動スキルと同様に、ほとんど使うこともないだろう。


「あーぁ……」


 ガックリと肩を落としたクラウスは荷物をまとめて起き上がる。

 周囲はすっかり正常化されていて魔物の気配は一切なかった。


 いつもなら帰りがけの魔物のドロップを期待して自動スキルは使うことはないのだが、今日は別だ。

 採取する薬草もフィールドが正常化してしまえば期待できないし、魔物もいない。それに落胆が激しくて一刻も早く家に帰りたかった。



「……Lv3までに約2年。最初のLv2はともかく、次はスキルポイントが『+30~40』は必要になるだろうな」

 それまでに何年かかることやら。

 しかも、他のスキルに浮気せず、【自動機能】一本に絞った場合の話である。


 その間、コモンスキルの新規取得もできずランクアップもできない。ならば、コモンスキルは「ピコーン!」と閃いて自動で入手するか、修行で手に入れるしかないのだ。


 仕方ない……。

 それが自分の選んだ道だ────。


 レベルアップをして、【自動機能】をランクアップする。

 そのために、レベルアップの見込める冒険者の道を選んだのだ。


 今さら後戻りはできない。

 後悔もしない……。


「よし!!──頑張ろうッッ!!」


 ホブゴブリンの装備を荷物に突っ込み、これまでに採取したものをこぼさない様に背嚢の口を縛ると、力強く担ぎなおした。

 そして、クラウスはステータス画面を呼び出し、ユニークスキル【自動機能】を発動する。



 ──スキル『自動帰還』!



 ブゥン……。



 ※ ※


 《帰還先:クラウスの家》

  ⇒帰還にかかる時間「00:35:15」


 ※ ※



「──発動ッ」




 滅多に使うことのないスキルだったが、この日のクラウスはためらうことなく自動スキルを使用。

 あっという間に帰宅する。



 だが、クラウスはまだ気づいていなかった。

 Lv3になった【自動機能オートモード】の本当価値を……!!



 「自動」で必ず・・目的を達成するその自動機能の本当の価値とは────。



 そして、それを使うことがどれほどの効果を生み出すのかッ。

 だが、その効果を実感できるのはもう少し……ほんのもう少しだけ後日を待たねばならない…………。




※ 本日の成果 ※


 ~ドロップ品(討伐証明)~


 ゴブリンリーダーの耳×1

 ゴブリンの耳×5

 コボルトの牙×15

 ホブゴブリン耳×1


 ~ドロップ品(装備品)~ 


 粗末な短剣×1

 粗末な棍棒×3

 粗末な短槍×12

 粗削りな棍棒×1


 ~ドロップ品(魔石)~


 魔石(小)×3

 赤の魔石(小)×1

 魔石(やや小)×1


※ 以 上 ※




─────あとがき─────


カクヨムコンテストに、

※『のろま『タンク』と言われ馬鹿にされた「重戦士」───防御力をMAXにしたら「重戦車」(ティーガーⅠ)に進化した』


https://kakuyomu.jp/works/1177354054892378214


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